高台からの観天望気

仙台の気象予報士yaviのブログ。天気の話しを中心にお伝えします。

古楽

セミナーの講師をつとめました

先日(2017.11.18)、宮城県亘理郡山元町の中央公民館大ホールで、下記のセミナーの講師をつとめました。

亘理郡連合父母教師会セミナー
バロック音楽の調べ ~ヴィオラ・ダ・ガンバのしらべにのせて~

大学時代に一緒に楽器を学び、音楽講師をしている友達と、実に三十数年ぶりにデュオを結成し、1時間ほどのセミナーを行いました。
演奏とおしゃべりを交え、楽器のことやバロック時代の音楽について紹介しました。
セミナーは、亘理町、山元町の小中学校の校長先生方、元校長会の方々、教育長の方々を来賓に迎え、約120名の聴講者が参加され、多くの人達にガンバの音色を知ってもらうことができました。

ガンバ2本に、歌やチェンバロ(電子音源ですが)を加え、ドイツ、イギリスのバロックの曲を中心に以下の曲を演奏しました。

1.Telemann, sonata G-dur TWV 41:G6  1.Siciliana
2.Telemann, sonata a-moll TWV 41:A6 1.Largo
                  TWV 41:A6 2.Allegro
3.Handel, Ombra mai fù
4.Yesterday
5.Scarborough Fair 
6.J.Pachelbel,  Kanon
7.Greensleeves
8.J.Schenk, LE NYMPHE DI RHENO SonataXI Ciacona

1, 2, 7 を SoubdCloud にupしましたので、お聴き下さい。

さて、今日は久しぶりにリュートに触りました。10年以上触ってませんでした。 当然、弦はすべてとんでいて、調弦が安定するのに時間がかかりました。もうすっかり、調弦も忘れてしまい、ネットで8コースルネッサンスリュートの調弦を調べてしまいました。 IMG_5506[1]
この写真の楽器なのですが、島越正剛さんと言う制作家に25年くらい前に作ってもらいました。
とてもしっかりとした良い音が出ます。
リュートを出したのは、先日のセミナーでGreensleevesをガンバで弾いて、意外と面白かったのですが、やはりこの曲はリュートで弾いて、一人の世界にこもるのがいいなと思ったからです。というわけで、今日はリュートでGreensleevesを弾きまくりました。

40年前のレコードプレーヤー

40年前のレコードプレーヤーを復活させました。
ハイレゾオーディオを始めたばかりなのに、アナログ回帰です。

IMG_3127
写真は小屋裏の小さなスペースにおいてあるオーディオです。
レコードプレーヤーは約40年前に買ったもの。もう25年くらい使ってないのを復活させました。
■構成 (購入年)
①レコードプレーヤー; Sansui SR-525 (1975年頃)
 ダイレクトドライブ
②カートリッジ; Shure M44G (2016年)  
③プリメインアンプ;  DENON  PMA-880D (1990年頃)
 18bit リニアDAC、メインアンプ帯域;5~100 kHz
④DVD/CDプレーヤー; Pioneer DV-555 (2002年頃)
 音声DAC 192kHz/24bit
⑤Bluetooth レシーバー; ELECOM    LBT-AVWAR500(④の上で白く光っている小さいもの)  (2016年)
⑥スピーカー; ONKYO   D-55EX (2016年)
 出力帯域;60~100 kHz

入力は、レコード、CDを聴くことが出来、FM放送やストリーミングはタブレットからBluetooth で飛ばします。アンプや、CDプレーヤーは以前買ったものですが、今回カートリッジ、スピーカー、Bluetoothレシーバーを買い足し、スピーカー台を自作しました。

これで、レコードを聴くことが出来るようになりました。そこで、聴き比べを。
音源は、
クリップボード01
 プリュッヘンのこの有名なレコード。SEONレーベルの ”テレマン:トリオ・ソナタ集” で、ヴィーラント、レオンハルト、ビルスマなどが参加しています。レコードは1984年(4000円)、CDは1990年(3600円)のもの。
このレコードの最初の曲は、リコーダー、ヴィオラ・ダ・ガンバ、通奏低音のためのトリオヘ長調で、よく聴き、よく演奏したものです。1999年にロベール・コーネン氏を宇都宮に招いて行ったマスタークラスでは、この曲でレッスンを受けました。
レコード、CD共に音源は同じもので、1978年オランダ、ハーレム、ルーテル教会での録音です。 
試聴は、アンプに”Main Direct"というイコライザーアンプをパスする回路があるのですが、これを使って、原音のままメインアンプで増幅しています。

■レコード
 カートリッジがDJ用のMM型のせいかどうかはわかりませんが、 中音域に比較して、高音・低音の音量が足りず、ちょっとバランスが悪い感じがします。でも、リコーダーの音やガンバの中音域の音は良く聞こえてきて、とてもソフトな耳ざわりの良い音になっています。思ったよりも良い音でレコードを聴くことができました。しかし、レコード特有の無音の溝でも針の走行音がノイズとして聞こえてきます。僅かですが、これもレコードの味だと思えばそれほど気になりません。

■CD
 CDはノイズが少ないということで、同じタイトルを買い足したのですが、やはりDレンジは圧倒的にレコードより大きい感じがします。プレーヤーには 4倍オーバーサンプリングのデジタルフィルターが入っているので、折り返しの混ざりこみもないでしょうし(聞き分けられないけれど)。やはり周波数特性は、レコードに比べるとフラットで、高音域のチェンバロの倍音もよく聞こえてきてます。ビルスマのチェロも迫力がありガンバ、リコーダー、チェンバロとのバランスも良く録音エンジニアが意図した通りに聞こえてきているものと思います。

 どちらが良いかというと、CDは原音に忠実でノイズが少ない音ということができるでしょう。レコードは ソフトな音と、針が溝をこするアナログ的な味わい。そして、針を下ろすときのわくわくする感覚。そんな魅力があります。現在では、ストリーミングで家にいながらにして、4000万曲を無料で聴ける時代。それはそれで、便利ですばらしいことですが、一枚一枚吟味して購入していた貴重なレコードの時代と、一曲の価値が全然違うような気がします。
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針を下すときの期待感。 再現されたアナログの音。

Spotify

■日本でもSpotifyがサービスを開始
 日経新聞などでも報道されたのでご存じの方も多いかと思いますが、Spotifyが9月29日から日本で利用できるようになりました。私は5年以上前から利用しているのですが、今まではUSとして登録していたため、2週間に一回の居場所チェックで、VPNを使いUS 経由でログインをすることが必要でした。自宅のPCでは、Tunnel Bearを入れているので、これが可能ですが、他の場所ではログインが出来なく、寂しい思いをすることがありました。さっそく登録地をJPに変更し、USを経由しなくてもログインが出来る様になりました。2週に一度の面倒な作業が必要無くなり、便利になりました。 
 Spotifyは現在では4000万もの曲からストリーミングで聴くことができます。そこには無限の世界が広がります。知らない名曲や、素晴らしい演奏など、いつも新しい発見があります。一日も欠かすことができない状態となっています。今では車の中でも聴きたくて、カーナビのHDMI入力と、Chromecastを使って聴いています。その様子をYoutubeに載せてますので、興味があったら見て下さい。

 

 SpotifyはGooglePlayなどからダウンロードできます。インストールしたら招待コードの申請を出すことで、登録し使用することができます。広告入りで良ければ、何と無料で利用可能。他のストリーミングサイトを利用したこともあるのですが、やはり圧倒的にSpotifyが曲の数が多く、優れています。ぜひ皆さんも利用してみて下さい。
 私はSpotifyを利用するようになってから、CDを殆ど購入しなくなりました。買う必要がなくなったのです。知り合いや友達の演奏家のCDと、落語のCDを買ったのみです。ストリーミングの便利さと体験してしまうと、今や、CDやダウンロードしたファイルを探すのも面倒に感じてしまいます。

追記)日本上陸の日に招待コードの申請を出しているのですが、いまだに返答が来ません。結構時間がかかっているようです。 

 

DTMで古楽 その13 (ハイレゾ始めました)

今まであまり興味なかったハイレゾ。始めてみました。

■始めたきっかけ
オーディオは凝るときりがなく、いくらでもお金がかかり、ハイレゾと言っても加齢とともに耳の可聴域は減少するので、その効果が分からないのではないか。何より、音源は演奏が重要で音質はそこそこあれば十分だ。というのが今までの考えでした。
こんな逸話も。
ある大学の実験室で、20000Hzで駆動されているピエゾ素子が発するノイズを、学生は聞こえているのに、オーディオマニアの先生には聴こえなかったという。その先生はボリュームのつまみの形状にもこだわっていたので相当のマニア。お金もかけていたでしょうから、大変なショックだったと推測します。

私の場合、音楽を聴くのはもっぱら昼休みの時間。タブレット(NEXSUS7)でSpotifyをイヤホンで聴くのが日課でした。最近スマホを買い替えたので、それにSpotifyのアプリを入れて、聴いてみたところ明らかに音がいいのです。1000円もしないイヤホンでこれだけ違いが 分かるのだから、もしかしたらハイレゾにしたら大幅に音質が向上し、いい音で聞くことができるのではないかと思ったのがきっかけです。

■ハイレゾとは
CDでは44.1kHz/16bitのリニアPCMが規格となっていますが、それを上回るサンプリングレート、量子化ビット数を持つものがハイレゾとなります。また、DSDという1ビットDAC(Digital to Analog Converter)による高速サンプリングの規格もあります。どちらにしても、CDの持つ情報量を大きく上回るものです。

■どのようにハイレゾを実現するか
ハイレゾの効果をまず体験したいので、最小限の投資で実現することを考えています。というわけで、再生装置はPC+USB DACとして、それにハイレゾ対応のイヤホンを新しく購入することにしました。
IMG_1699
写真は、現在我が家にあるハイレゾ対応機器。
①USB DAC; FOSTEX PC100USB-HR2
②イヤホン; SONY MDR-EX750
③アンプ内蔵スピーカー; ONKYO GX-70HD2

新しく揃えたのは①と②。それぞれ8500円程度の投資です。

①のUSB DACは、Windows10のPCに接続するだけで認識され、すぐ使えるようになります。オーディオデバイスの設定で、DACを選択し、サンプリングレートと量子化ビット数を選択するだけでハイレゾ再生が可能となります。スペックは96kHz/24bitまでの対応ですが十分だと思います。
それ以上のスペックがあっても、大きなファイルをダウンロードするのも大変だし。ストリーミングが今のスタイルなので、必要ないというのが現状で、96kHz/24bitでも十分ハイレゾを体感できると思います。
②は評判が良く、適当な値段のものを選びました。再生周波数のスペックは5Hz-40,000Hzで十分な特性があります。
③は以前から持っていたものなのですが、スペックを確認したら、48Hz~100kHzとアンプの特性も含めてハイレゾに対応していました。(2,3日前に気づきました)

■ハイレゾの効果
まず、効果を確認するための音源は、下記を用いました。
b_njcp15007
配信されている音源は、付加価値を付けて高価で販売されています。この音源は、サンプル集みたいにそれぞれの曲の楽章を抜き出して収録しているので、10曲も入って1080円とお買い得でした。収録されている曲も、プロコフィエフやサンサーンス、ムソルグスキーなどのサウンドとして楽しめる曲ばかり。オーディオチェックには最適の音源。そして、96kHz/24bitのフォーマットもうまくDACとマッチングしてます。

もともと、USB DACとイヤホンを変えてそれだけで相当の音質向上がありました。では、ハイレゾの効果は?上記の音源をWindows Media Playerで試聴しました。比較は、ドライバーの設定で、CD品質の44.1kHz/16bitに落としたものと、ハイレゾスペックのものとで行いました。
結果;ハイレゾ品質では、CD品質のものよりクリアーさが増し、うるささを感じないためボリュームを上げて聴くことができます。その結果、CD品質では分からなかった弱い音の表情が聞こえてくるのです。特に、低音と高音域の解像度が上がったように感じました。ヴァイオリンの弦と弓がこすれている音までもが聞こえてくるのです。
私としては、ハイレゾの効果は想像以上でした。
96kHzのサンプリングは、定理から48kHzまでの周波数を再生できますが、人間の可聴域をはるかに超えてます。聞こえない音域が関係するのかと思いますが、再生周波数帯域が伸びることで、高次の倍音まで含むことができ、源波形をより忠実に再現できるようになっているのではないでしょうか。更に、24bitと量子化ビット数が深くなり、16bitの量子化で生じていた誤差が低減されているのだと思います。同時にダイナミックレンジも8bit分拡大されているので、S/Nも向上し、これらの相乗効果で音質の向上を実感できているのでしょう。

これからは、ハイレゾ音源をお金を出してダウンロードして聴く機会はあまり無いと思うのですが、DTMで演奏したものをハイレゾスペックで出力し、楽しんでみたいと思ってます。


 

DTMで古楽 その12 (チェンバロで演奏してみました3)

DTMで古楽 その12 (チェンバロで演奏してみました3)

今日は、Bachの曲を一曲。
チェンバロの曲でも最も基本となる曲。平均律クラヴィーア曲集1巻よりハ長調のプレリュード、BWV846.です。とても落ち着きを感じる曲です。
イメージとしては、広くて響きの良い宮廷の部屋で、遠くにあるチェンバロの演奏を聴いている、そんな雰囲気としました。決して耳元で鳴らしているのではないので、音量控えめ、残響を少し多めの設定にしています。落ち着き感を出すために、テンポはあまり揺らさず、控えめとしています。

お聴き下さい。



データ;
 DAWソフト;SONAR X1 LE
 SoundFont プラグイン; one-sf2
 SounFont;Blanchet(フレンチ2段) 
 調律;a=415Hz  Werkmeister III
 VSTプラグイン;Cakewalk Studioverb2 
 ファイル;44.1kbps/16bit wav. (linear PCM) 
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