写真は今朝6時27分の北西の空です。日の出直後の朝陽が遠くの山々や雲を朱色に染めています。風は弱く、気温 -0.5 ℃、気圧(標高160m)1007.4 hPaです。
高気圧が日本の東にあり、東へ移動しています。また、東北北部は気圧の谷となっています。現在仙台は晴れています。
今日30日は、高気圧に覆われて晴れますが、気圧の谷や湿った空気の影響により夜は曇るでしょう。仙台市の最高気温は、14℃の予想です。
図は今朝3時の実況天気図です。(気象庁のHPより)
①関東の東には高気圧があり東へ移動しています。
②黄河下流には寒気を伴う上空の気圧の谷があり東南東進しています。
③、②に対応する地上低気圧が黄海にあり東北東進しています。
④華北には寒気を伴った上空の気圧の谷があり南東進しています。
日本列島は、①の高気圧に覆われて晴れているところが多くなっていますが、気圧の谷となっている東北北部では雨となっており、秋田県では雷を伴い激しく降っているところがあります。また、東からの湿った空気の入る西日本の太平洋側でも雲が多く、紀伊半島では雨となっているところがあります。
昨朝は、放射冷却で冷え込みが強く、仙台でも初霜・初氷が観測されました。
写真昨日、朝8時ごろ撮影した車のリアウインドウについた霜です。
下から、上に向かって針状の無数の霜が成長していました。
今日30日は、③の低気圧が急速に発達しながら日本海から沿海州付近を東北東~北東に進む見込みです。低気圧からのびる前線が西日本~北日本を通過します。このため、西から天気は下り坂となり、広く日差しがあるものの、昼前後からは九州から東海を中心にまとまった雨が降り、激しい雷雨となるところもあるでしょう。また、全国的に南寄りの風が強まるでしょう。前線が通過すると、上空の寒気が流入し、明日の朝は冷え込みが一層厳しくなり、明日1日の夜にかけては北日本・東日本の山沿いでは雪となり、西日本の日本海側でも積雪となるところがある予想です。
今日の宮城県地方は、晴れて日差しがありますが、夜は曇ってくるでしょう。最高気温は県内各地、10~14℃の予想です。