
写真は今朝5時37分の北西の空です。空には低い雲がかかり、地上付近には霧が出ていて、泉ヶ岳は中腹しか見えていません。風は弱く、気温18.8℃、気圧(標高160m)991.5hPaです。
前線を伴った低気圧が黄海にあり、東北東に進んでいます。現在仙台は曇っています。
今日30日は、低気圧や前線の影響により曇りで、夕方からは雨となるでしょう。仙台市の最高気温は、
24℃の予想です。

図は今朝3時の実況天気図です。(気象庁のHPより)
①朝鮮半島から華北には切離低気圧があり東進しています。また、黄海には上空の気圧の谷があり東進しています。
②、①の上空の気圧の谷に対応した地上低気圧が朝鮮半島にあり、東北東進しています。
現在、東北地方、関東地方、北陸地方では曇りとなっていますが、その他の東日本と西日本、北海道では低気圧や前線の影響により、雨となっています。②の前線や低気圧に向かって、下層の暖湿気が流入しており、九州南部では雷を伴った雨となっていて、鹿児島県、熊本県では1時間の雨量が30ミリを超える激しい雨を観測しているところがあります。
今日30日は、梅雨前線上の②の低気圧が発達しながら日本海をゆっくりと進み、北日本へと接近してきます。低気圧や前線に向かって南からの暖湿気が流入するため、関東から西では雨となり、激しく降るところがある予想です。特に、南西からの風が吹き付ける四国、紀伊半島、東海などの南西斜面では地形性の雨が降り、雨量が多くなると見られています。
今朝発表の起用情報によると、明日の朝までの24時間の雨量は、
東海地方 300ミリ
近畿地方、四国地方 250ミリ
関東甲信地方 220ミリ
九州南部地方 200ミリ
九州北部地方 150ミリ
北陸地方 120ミリ
中国地方 80ミリ
と予想されています。
これらの地方では、大雨による土砂災害、低地での浸水、河川の増水に十分な注意・警戒をお願いします。また、西日本・東日本では明日にかけて、発雷確率も高まり、落雷や突風、降雹などにも注意が必要です。
北日本でも午後は、雨となってくるでしょう。
今日は、西日本、東日本を中心に大雨のおそれがあります。気象庁の発表する情報、各自治体の発表する避難情報に注意し、早めの行動を取れるように心がけてください。
今日の宮城県地方は、午前中は曇りですが、午後からは雨のところが多くなってきます。外出の際は傘を持ってでかけて下さい。最高気温は県内各地、21~25℃とそれほど高くはなりませんが、湿度が高く、蒸し暑く感じるでしょう。