
写真は今朝7時20分の北西の空です。雪が降り続いています。道路には雪は融けているものの、5センチくらいの積雪になっています。風は弱く、気温1.2℃、気圧(標高160m)988.8hPaです。
低気圧が日本海と三陸沖にあり北東へ進んでいます。現在仙台は曇りや雪となっています。
今日31日は、低気圧や気圧の谷の影響により曇りで、昼前にかけては雨や雪の降るところがあるでしょう。仙台の最高気温は11℃の予想です。

図は今朝3時の実況天気図です。(気象庁のHPより)
①日本海西部に上空に寒気を伴った寒冷渦があり東進しています。
②山陰沖には上空の気圧の谷があり東進しています。対応する地上低気圧が秋田沖にあります。
➂三陸沖に低気圧があり発達しながら東北東進しています。
東北地方には東からの湿った風が入り、太平洋側を中心に雪となっています。

図は昨日の3時間日最大降雪量のデータです。(気象庁のHPより)
昨日は東よりの湿った風が入った、東北の太平洋側で構成つ量が多くなっているのが分かると思います。岩手県などで多く、宮古市、岩泉、一関で10センチを超え、宮城県でも栗原で10センチを超えています。宮城県内での降雪量を見てみると、6時間降雪量で、栗原で18センチ、古川で9センチ、石巻、新川で6センチ、仙台で3センチと季節外れの雪となりました。
今日31日は、③の三陸沖の低気圧の北側では湿った風が入るため、東北地方では太平洋側を中心に雪が降り続きます。岩手県の沿岸部では風雪の強まりに注意が必要です。北陸地方ではシアーラインが通過するため、大気の状態が不安定となり、落雷や突風、降雹などの激しい気象現象に注意してください。
今日の宮城県地方は、雲が優勢の空ですが、時間帯によっては雨や雪が降ると見られています。気温も低く、最高気温は県内各地7~13℃の予想です。