高台からの観天望気

天体写真を再開し、デジタルカメラでの天体写真のポテンシャルの高さを感じています。

フィルム時代、なかなか出来なかった渦巻き銀河などの撮影にトライしたくなってきました。
渦巻き銀河は小さくて、暗い天体が多いので、長焦点＋長時間露光が必須となってきます。

そこで、長時間露光ができるよう、赤道儀をチューンナップしていこうと思います。

現在の器材は、望遠鏡がPENTAX 105EDHF、赤道儀がNJP、ラメラがPENTAX KPです。

望遠鏡のf=700mm、F6.7の直焦点で狙うとして、露光時間を決めるのは、仙台の空の明るさ、光害です。これによりバックグラウンドが明るくなり、露光の限界が来ます。そこで、仙台の空でどの程度露光ができるか調べました。

方法は、最も空の暗い天頂付近にカメラを向け撮影し、バックグラウンドレベルを測定しました。バックグラウンドレベルはヒストグラムの中央値としています。


図がその結果です。青の実線がフィルター無し。赤の実践がUHCフィルタ―を使用した場合です。
ISO感度は3200での測定です。輝度レベルが飽和値の１／３の77となるレベルを露光限界値とすると、フィルター無しで22秒、UHCフィルタ―を装着して175秒となります。

仙台の空ではフィルタ―は必須なので、露光目標値は、
180秒と設定することとします。

この先、赤道儀のチューンナップを進めていきますが、できるだけお金をかけない方法でやっていきたいと思います。

写真は今朝7時09分の北西の空です。もやがかかり見通しが悪く、泉ヶ岳はかすかにしか見えていません。だいぶ寒さも和らいで来て、すこしずつつ春が近づいてきているのが感じられます。風は弱く、気温0.6℃、気圧（標高160m）996.4hPaです。

高気圧が大陸にあり東北地方へ張り出しています。また、日本の南に低気圧があり東北東進しています。現在仙台は、晴れています。
今日23日は、次第に冬型の気圧配置となるため、雲の広がる時間帯があるものの、概ね晴れるでしょう。仙台の最高気温は、9℃と 平年よりも3度高い予想です。


図は今朝3時の実況天気図です。（気象庁のHPより）

①上空の気圧の谷に対応する地上低気圧が日本の南にあり、東北東に進んでいます。
②伊豆諸の東海上を低気圧がゆっくりと東進しています。
➂寒気を伴った上空の気圧の谷が日本海にあり、南東進しています。
④大陸には高気圧があり東北地方に張り出しています。

①や②の低気圧による雨雲がかかり、伊豆諸島や千葉県などで雨となっています。また、東北南部から東海地方、山陰地方にかけては➂の影響により雲が広がっています。北海道や東北部、西日本では晴れているところが多くなっています。

今日23日は、朝のうちは太平洋側で雲が広がるところが多くなりますが、日中は回復し次第に晴れるところが多くなってくるでしょう。日本海側では雲が広がりやすく、雨や雪の降る所があるでしょう。

今日の宮城県地方は、次第に冬型の気圧配置となってくるため、概ね晴れるでしょう。風も強くは無く、最高気温は県内各地6℃～１０℃と、平年よりも高くなる予想です。

写真は今朝6時41分の北西の空です。空気中の水蒸気が多く、泉ヶ岳はもやで霞んでいてかすかにしか見えません。風は弱く、気温-0.8℃、気圧（標高160m）1002.8hPaです。

本州付近は高気圧に覆われています。現在仙台は晴れています。
今日22日は、夜遅くには雲がでてくるものの、高気圧に覆われて晴れるでしょう。 最高気温は12℃の予想です。


図は今朝3時の実況天気図です。（気象庁のHPより）

①大陸に中心を持つ高気圧が日本付近を覆っています。
②沖縄地方には前線があり停滞しています。
➂華中には上空の気圧の谷があり東南東進しています。

①の高気圧に覆われて、北日本や東日本では晴れているところが多くなっています。②の前線には、南側から暖湿気が流入し、大気の状態が不安定となっており、沖縄地方の周辺の海上では非常に激しい雨を解析しています。また、雨雲の一部は九州付近にもかかり、九州南部でも雨が降っています。

今日22日は、①の高気圧は日本の東へと移動するため、東日本では高気圧の南縁をまわる暖湿気が流入し、伊豆諸島付近には地上シアーラインが形成され、雨雲が広がり、夕方からは関東でも雨となってくるでしょう。②の前線上には低気圧が発生し、発達しながら東北東進します。低気圧や前線には南からの暖湿気が流入するため、大気の状態が不安定となり、南西諸島を中心に強風や高波、落雷や突風など、激しい気象現象に注意してください。

今日の宮城県地方は、高気圧に覆われ晴れて穏やかな日となるでしょう。朝晩は冷え込むものの、日中の最高気温は県内各地、８～13℃と、4月並みの暖かさとなります。

写真は今朝6時50分の北西の空です。良く晴れた空、泉ヶ岳の山頂に小さな雲がかかっています。風は弱く、気温4.3℃、気圧（標高160m）996.5hPaです。

低気圧が東北北部にあって東へ進んでいます。現在仙台は晴れています。
今日21日は、はじめ冬型の気圧配置で、時々雲が広がりますが、次第に高気圧に覆われて夕方からは晴れるでしょう。仙台市の最高気温は11℃の予想です。


図は今朝3時の実況天気図です。（気象庁のHPより）

①秋田沖には地上低気圧があり東進しています。その上空には寒気を伴った寒冷渦があり東進しています。
②台湾付近から沖縄付近には前線があり停滞しています。
➂伊豆諸島北部から日本の東には地上シアーラインがあります。
④ボッ海には上空の気圧の谷があり東南東進しています。

①の低気圧の影響により、東北や東日本で風が強く吹いているところがあります。また、新潟県や東北の日本海側では雪が降っています。②の前線がかかる沖縄、奄美では下層の暖湿気が流入し大気の状態が不安定となり、対流雲が発達しています。レーダーによると非常に激しい雨となっているところがあります。➂のシアーラインにより関東の沿岸部では曇っているところがあります。また、西日本では寒気の影響により広く曇っています。

今日21日は、今日の午前中は冬型の気圧配置となり、東北地方や東日本では昼にかけて気圧の傾きが強くなり、強風や風雪、高波に注意が必要です。②の前線が停滞する南西諸島では大気の状態が不安定となり、明日の夜にかけて落雷や突風、短時間強雨など激しい気象現象に注意が必要です。➂のシアーラインの北側の関東南部では今日夕方から雲が広がりやすくなるでしょう。

今日の宮城県地方は、冬型の影響により昼過ぎまで、北西の風が強く吹きますが、次第に高気圧に覆われてくるため、日差しが届き、風も弱まってくるでしょう。最高気温は県内各地、７～11℃と3月ごろの気温となる予想です。



 

写真は今朝6時20分の北西の空です。濃い霧に覆われています。視程は500メートルくらいで見通しが悪くなっています。風は弱く、気温11.4℃、気圧（標高160m）992.9hPaです。

日本海には低気圧があり東北東に進んでいます。現在仙台は曇りとなっています。
今日20日は、 低気圧が夜には東北に接近するため、曇りや晴れで、夕方からは雨、西部では雪となるところがあるでしょう。仙台市の最高気温は13℃と昨日よりも3℃高い春のような暖かさとなる予想です。


図は今朝3時の実況天気図です。（気象庁のHPより）

①三陸沖に低気圧があり、前線が東日本を通り、日本の南、沖縄付近へとのびています。
②日本海に低気圧があり東進しています。
➂中国東北区には上空に寒気を伴う寒冷渦があり東南東進しています。

①、②の低気圧や前線により日本列島は雲が広がっており、北日本から西日本の日本海側を中心に雨となっています。東北の日本海側では、寒気が入っており雪となっているところがあります。また、関東甲信地方や、東海地方では晴れているところが多くなっています。

今日20日は、①の低気圧は発達しながら北東進し、日本のはるか東へと移動していきます。また、東海から関東にかけては海上のシアーラインや、気圧の谷の通過する影響により、夕方から大気の状態が不安定となります。関東地方南部では雷を伴って激しく雨が降るところがあるでしょう。
➂の寒冷渦は20日の夜には日本海へ、21日朝には北日本から東日本を通過すると見られています。寒冷渦からのびる上空の気圧の谷が、21日の朝に北日本から東日本を通過します。この影響により、北日本と東日本の日本海側では大気の状態が不安定となり、今日の夜の初めごろから明日の未明にかけて雷を伴い風雪が激しくなる恐れがあります。
今日は全国的に気温が上がります。東日本や、西日本では20℃を超え4月並みの気温となるところがある予想となっています。積雪の多い所では、なだれや、屋根からの落雪、融雪による河川の増水、浸水害などの被害にご注意下さい。

今日の宮城県地方は、日差しが届く時間帯もあるものの、雲が優勢で、夕方からは雨が降るでしょう。最高気温は県内各地８～13℃と4月並みの気温となる予想となっていますが、夜は冷え込みますので調節のできる服装が良いでしょう。また、現在霧が出ていて見通しが悪くなっています。交通障害などに注意してください。



今日の宮城県地方は、