写真は今朝6時22分の北西の空です。低く垂れ込めた雨雲から雨が落ちてきています。風は弱く、気温17.7℃、気圧(標高160m)998.7hPaです。
低気圧がサハリン付近にあり、寒冷前線が東北地方を通過しています。また、前線が日本の南に停滞しています。現在仙台は 雨が降っています。
今日25日は、寒冷前線や気圧の谷の影響により曇りで、朝から昼過ぎにかけては雨の降るところが多いでしょう。最高気温は20℃の予想です。
図は今朝3時の実況天気図です。(気象庁のHPより)
①沿海州の上空には寒冷渦があります。対応する地上低気圧がサハリン付近にあり東進しています。
②、①の低気圧から寒冷前線は北日本にのびています。
③日本の南には秋雨前線が停滞しています。
④猛烈な勢力の台風24号がフィリッピンの東にあり西北西に進んでいます。
現在、②の寒冷前線や③の秋雨前線の影響により、四国から、近畿、北陸、東北地方で雨となっています。
図は今朝5時55分の雨雲レーダーの画像です。(気象庁のHPより)
雨雲レーダーの画像を見ると、北陸地方から北日本にかけての雨域と、日本の南の雨域と2つの帯状の雨域が見られます。それぞれ②の寒冷前線と、③の秋雨前線によるものですが、秋雨前線には相当温位の高い暖湿気が流入しているため、大気の状態が不安定となっており、雷を伴って非常に激しく降っているところがあります。
今日25日は、前線の影響で東北から中国・四国にかけて雲が広がり、東北や東日本で雨となるでしょう。関東では沿岸部で秋雨前線がかかってくるため、夜には大気の状態が不安定となり、雷を伴って激しく降るところがあるでしょう。前線から離れる、北海道や九州地方では晴れ間が広がるでしょう。
今日の宮城県地方は、雨や曇りの一日となるでしょう。気温も上がらず、県内各地19~21℃の予想です。