![IMG_4503[1]](https://livedoor.blogimg.jp/yavignon/imgs/7/a/7a93a9a4-s.jpg)
写真は今朝6時01 分の北西の空です。雲に覆われていて、青空は見えていませんが薄めの雲のため、明るい空です。風は弱く、気温17.3℃、気圧(標高160m)989.3hPaです。
高気圧が日本の東にあって本州付近を覆っています。また、日本海は気圧の谷となっています。現在仙台は曇っています。
今日31日は、高気圧に覆われるため曇りや晴れで、午後は上空の寒気の影響でにわか雨となる所がある見込みです。最高気温は28℃の予想です。

図は今朝3時の実況天気図です。(気象庁のHPより)
日本の東に中心を持つ高気圧に日本付近は覆われています。この高気圧の縁を回って湿った空気が入るため、今日の宮城県地方は朝方までは雲が広がりやすい状況となりますが、昼前から昼過ぎは晴れ間がのぞくでしょう。このため、日中は気温が上がり最高気温28℃が予想されており、熱中症への注意が必要です。夕方からは大気の状態が不安定となり、雷雨の可能性があります。

図は、今日15時の数値予報による850hPaの相当温位(左)、500hPaの気温(右)です。(Bassocontinuo's Musicpage, APLAminiによる)
左の850hPaの相当温位の図を見ると、湿った空気が入るのと、気温上昇の効果により九州から関東の内陸部を中心に相当温位330K以上の所が見られます。一方、500hPaを見ると、太い赤い線で示した-15℃のラインが中国地方か関東の沿岸まで南下しています。この時期としては強い寒気が入って来ることになります。地上では、真夏日まで気温が上昇する所が多いことから、地上と上空の温度差が40℃以上となり、今日は夕方から大気の状態が非常に不安定となります。

図は今日夕方の発雷予想の図です。(国際気象海洋株式会社のHPより)
九州から東北に掛けての広い範囲で発雷が予想されており、特に近畿や北陸、関東甲信、東北南部で高い発雷確率となっています。宮城県地方も、60%以上の高い値となっています。
今日の午後は急な雷雨にご注意下さい。急に空が暗くなってきたり、雷の音が聞こえて来たら落雷の可能性があります。屋外での作業は止め、安全な室内に入って下さい。