高台からの観天望気

仙台の気象予報士yaviのブログ。天気の話しを中心にお伝えします。

January 2017

再び雪景色

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写真は今朝6時28分の北の空です。昨日の夜からの雪で再び雪景色となってしまいました。風が強く、気温-2.3℃、気圧(標高160m)998hPaです。

 日本付近は冬型の気圧配置となっています。現在仙台は東部では晴れていますが、西部では雪のところがありあります。
今日31日は、 冬型の気圧配置も次第に緩み、仙台市東部は晴れるでしょう。西部の山沿いでは雪の所がある見込みです。最高気温は5℃と昨日よりも7℃低くなる予想です。

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図は今朝3時の実況天気図です。(気象庁のHPより)
大陸には高気圧、日本のはるか東には低気圧があり、日本付近は冬型の気圧配置となっています。下図の様に、上空500hPaには強い寒気を伴った気圧の谷があり、北日本を通過中です。この気圧の谷は、今日の朝には北海道付近を東へと抜け冬型の気圧配置も西から緩んできます。

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図はGSM数値予報の500hPaの高度・気温(左;30日21時)と、同850hPaの高度・気温(右;31日12時)です。
冬型は緩んでくるものの、上空の寒気は居座り、右の850hPaの気温を見ると、降れば地上でも雪となる黄色で染めた₋6℃のラインは関東から山陰にまで南下しています。このため、今日は気温が上がらず寒い一日となることが予想されており、暖かかった昨日からの温度差が大きくなります。

昨日は日本各地、暖かくなり、春の日の様でした。仙台でも最高気温が12.3℃まで上がりました。これは4月上旬並みの気温でした。
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図は昨日の日最高気温のアメダスデータ(左)と、日最高気温の更新状況(右)です。
昨日は、低気圧が運んできた南からの暖かい空気が日本列島を包んだため、各地で気温が上昇しました。関東地方や九州地方を中心に、オレンジ色の15℃以上の最高気温となった所が分布し、中には赤色の20℃を超えた所も見られます。右の表は1月の最高気温を更新したところのリストですが、関東地方を中心に、25もの地点で、記録更新となる暖かさでした。特に東京や千葉、神奈川では20℃を超えた所もあり、1月としては記録的な暖かさとなりました。

今日はいっきに冷え込みますので、体調を崩さないようお気を付け下さい。
 

暖かな朝

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写真は今朝6時28分の北の空です。野には雪は無く、寒々しさをあまり感じない風景となってきました。風は無く、気温2.1℃、気圧(標高160m)986hPaです。

低気圧が日本海中部と東日本付近にあり、東へ進んでいます。現在仙台は曇っています。
今日30日は、 低気圧が東北地方を通過し、通過後は冬型の気圧配置となるため午前中は雨となるものの、昼過ぎからは日差しが届くでしょう。最高気温は12℃で、四月下旬並みの暖かさとなる見込みです。

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図は今朝3時の実況天気図です。(気象庁のHPより)
日本海中部と東日本付近に低気圧があり、東へと進んでおり、昼前には東北地方を通過します。この影響で、仙台では昼前にかけて雨となりますが、低気圧通過後は冬型となりますので、天気は回復し、昼過ぎには晴れてくる見込みです。低気圧により南からの暖かい空気が入ってくるため、今日は最高気温12℃が予想されており、暖かかった昨日よりもさらに4℃も高くなり、4月上旬並みの暖かさになると見られています。しかし、低気圧通過後は冬型の気圧配置となるため、西~北よりの風が強まり、寒気を引き込んできます。このため、夕方以降気温は下がり、夜には3℃台にまで気温が下がってきます。
今日は、昼間は暖かくても、夕方からは風も強まり、気温も下がって来ますので寒い思いをしないような服装でお出かけ下さい。

 

「光通信」の授業 その3

小学生を対象とした、「光通信」の授業の資料作りをしています。

今回は、ベルの光電話の実験です。

1880年のベルの光電話の実験を教室で再現します。線でつながっていないのに、スピーカーから声が出てくるので、児童たちは大喜びです。

使うのは、①光源として懐中電灯、②紙コップ送信機、③受信機の3つです。

①は、LEDで出射角が変えられるものが良いです。例えば、CREEの XM-L T6 (1500円くらい)
②は、プラスチック製の使い捨てコップに銀紙を貼ります。声の振動でうまく光強度に変調がかけられるよう、ピンと貼らなくてはなりません。ベビースターラーメンの袋を使いました。
③は、フォトダイオードを使った光受信器です。フォトダイオードは受光径の大きめのものを選びます。 

例えば、Vishay のSi Pin PD,  BPW21Rは受光径8ミリくらいあり、使いやすいです。
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写真は BPW21R。RSコンポーネンツなどで1500円くらいで買えます。

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写真は、①の懐中電灯を②の紙コップ送信機に当てたところです。

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写真は、紙コップからの反射光を③の受信機のフォトダイオードに当てたところです。

②―③の距離は20cmではひそひそ話でもよく聞こえますが、距離を離していくとだんだんと声が弱くなってくるのが分かります。距離によりどんな違いがでるか、児童に試させてみると色々発見があり、光ファイバーが必要な理由が分かります。

という感じで、ベルの光電話は意外と簡単に教室で実験することができました。

 

雪が消えた野

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写真は今朝6時32分の北の空です。昨日の暖かさで地面の雪は殆ど消えました。風が少し強く、気温1.5℃、気圧(標高160m)1005hPaです。

北日本は冬型の気圧配置となっています。現在仙台は 晴れています。
今日28日は、 次第に高気圧に覆われるため良く晴れるでしょう。日差しも暖かく、最高気温は8℃の予想で平年よりも3℃高い予想です。

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図は今朝3時の実況天気図です。(気象庁のHPより)
 朝鮮半島付近には高気圧があり、オホーツク海には低気圧があります。北日本付近は冬型の気圧配置となっており、北海道や東北の北部では等圧線が混んでおり、日本海側を中心に強い風が吹き、雪が降っているところがあります。
朝鮮半島付近の高気圧が次第に日本列島を覆ってくるため、今日は北日本の日本海側の一部を除き穏やかな晴れの天気となるでしょう。日差しがそそぐため、全国的に気温が上がり、仙台でも最高気温8℃と、昨日ほどではありませんが、暖かな日となりそうです。(昨日の仙台は、低気圧の影響で 12.6℃まで気温が上がり季節外れの暖かさとなりました。)

明日からの一週間の天気を見てみます。
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図は、FEFE19週間解説予想図です。(気象庁のHPより)
降水予想域を青で染めています。
 
29日; 高気圧に覆われ晴れますが、日本海の低気圧が接近するため、天気は下り坂となり、夜遅くには宮城県西部を中心に、雪となる所があるでしょう。
30日; 北日本を低気圧が前線を伴いながら通過するため、宮城県地方は午前中を中心に雨や雪となるでしょう。夜には低気圧は日本の東に抜け、北日本は冬型となり、風が強まると見られます。
31-1日;日本付近は高気圧に覆われるため全国的に穏やかに晴れ、気温も上がり、1日には仙台での最高気温は9℃と予想されており、3月上旬並みの暖かさとなります。
2日;冬型の気圧配置となります。2日は特に冬型が強く日本海側では、雪が強まり、宮城県地方でも西部を中心に雪となる所があるでしょう。3日には冬型は弱まり、雪も収まってくると見られます。太平洋側では晴れや曇りとなるでしょう。

気温ですが、
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図はFZCX50週間予報支援図(アンサンブル)より850hPaの気温偏差予想を抜粋したものです。
偏差が+2℃以上を赤に、同-2℃以下を青に染めています。
 北日本から東日本にかけては、冬型が強まる2日は平年より気温が低くなるものの、それ以外は概ね平年よりも高めか、平年並みの上空の気温となっています。また、西日本では平年よりも非常に高く、今週前半のような強い寒波は無い見通しです。

僅かな晴れ間

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写真は今朝6時26分の北の空です。空は雲に覆われており曇っていますが、遠くの海岸の方に僅かに晴れ間が見えます。風は無く、気温-3.2℃、気圧(標高160m)1001hPaです。

沿海州に前線を伴った低気圧があり、東へ進んでいます。現在仙台は曇っています。
今日27日は、寒冷前線が東北地方を通過し、その後冬型の気圧配置が強まるため、晴れ間もありますが曇りで、夕方は仙台市西部を中心ににわか雨、にわか雪があるでしょう。最高気温は11℃と、3月下旬ごろの暖かさとなります。

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図は今朝3時の実況天気図です。(気象庁のHPより)
低気圧が沿海州にあり、前線を伴い東へと進んでいます。低気圧の近くでは気圧の傾きが大きくなるため、風が強くなります。 特に北日本の通過後に冬型が強まるため、日本海側は夕方以降西寄りの風が強まると見られています。

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図は明日12時のMSM数値予報による地上気圧・降水・風のデータです。(APLAminiにて)
寒冷前線が北海道から日本海にかかっていますが、前線の東側の暖域では南西の風が吹いており、この風が南からの暖かい風を引き込んできます。このため、各地で気温が上がり、仙台では昨日よりも3℃高い11℃の最高気温の予想となっており、3月下旬の暖かさとなります。
 夕方には東北地方を寒冷前線が通過し、冬型の気圧配置が強まり、北日本の日本海側では雪が強く降ります。宮城県地方では前線が通過する夕方は、西部を中心ににわか雪やにわか雨が降ると予想されています。
今日夜遅くには前線は通過して天気は回復します。
明日28日は、冬型が緩み、晴れの良い天気となるでしょう。
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