高台からの観天望気

仙台の気象予報士yaviのブログ。天気の話しを中心にお伝えします。

December 2016

2016年のまとめ

2016年も今日でおしまい、早いものです。今年を振り返り、気象・災害のトピックスを下の表にまとめました。

2016年気象トピックス
2016
 
 今年も、熊本地震や8月の台風など多くの気象・自然災害がありました。明日から2017年が始まりますが、穏やかな1年となってくれることを願います。

それでは皆様良いお年を。
 

流れ来る雪雲

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写真は今朝6時24分の北東の空です。強い風に乗って雪雲が流れ込んできて空を覆っています。風が強く、気温0.0℃、気圧(標高160m)1001hPaです。

北日本は冬型の気圧配置となっています。現在仙台市東部は晴れており、西部では一部雪となっているところがあります。今日30日は、冬型の気圧配置が続くため晴れや曇りですが、仙台市西部では雪となる所があるでしょう。最高気温は6℃の予想です。

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図は今朝3時の実況天気図です。(気象庁のHPより)
千島近海、および日本の東には低気圧、華中には高気圧があり北日本は冬型の気圧配置となっています。東北地方は太平洋側では晴れとなっているところが多いですが、西よりの強い風が吹いているため、岩手県では太平洋側にまで雪雲が流れてきて雪となっているところがあるようです。
今日は次第に冬型は弱まるため、強い風も夕方には弱くなって来ると見られます。

気になる年末年始の天気について見てみます。
FEFE19週間予報 色染20161229
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上の図は、FEFE19週間解説予想図です。(気象庁のHPより)
降水予想域を青で染めています。
下の表は仙台の週間予報です。

明日31日高気圧に覆われ晴れとなりますが、気圧の谷の影響で昼過ぎまでにわか雨(西部ではにわか雪)となるところがあるでしょう。
1日~5日までは、冬型が続くため宮城県地方は概ね晴れとなりますが、雪雲が山を越えて流れてくることも時々あり、曇りやにわか雨(雪)となることがあります。
2日は予想天気図にはありませんが、低気圧の通過が予想されており、夕方頃にわか雨の可能性があります。
気温は、明日にかけて平年並みの気温となりますが、年明け特に1日、2日は平年よりも2℃以上高い予想で穏やかで暖かな正月となりそうです。
 

準備を急ぐスキー場

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写真は今朝6時32分の北西の空です。泉ヶ岳のスキー場も年末年始の営業に向け準備中のようです。風は弱く、気温-2.0℃、気圧(標高160m)1001hPaです。

本州付近は高気圧に覆われています。現在仙台は、曇りとなっています。今日29日は、寒冷前線が東北地方を通過し、夜は冬型の気圧配置となるため、曇りや晴れで仙台市西部では雪の降る所がある見込みです。最高気温は9℃の予想です。

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図は今朝3時の実況天気図です。(気象庁のHPより)
サハリン付近に低気圧があり、発達しながら東北東に進んでいます。低気圧からは寒冷前線が南西方向にのび今日昼過ぎにかけて東北地方を通過する見込みです。通過後は冬型の気圧配置となり、30日にかけて気圧の傾きが大きくなります。このため、宮城県地方も夕方から北西の風が強まり気温も下がるため、夜は体感的にとても寒くなるでしょう。
前線が通過し、冬型へと移行する夕方から夜の初めにかけて宮城県地方でもにわか雨やにわか雪が降ることが予想されています。

表紙の写真の中央に見えるのは泉ヶ岳スキー場。南斜面にあるため、まだ十分な積雪がなくオープンを見合わせているようです。写真からも、雪不足の状況が見て取れます。画面右の方の山の稜線沿いに見える光はスプリングバレースキー場の光です。ライブカメラで見てみると、
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写真は今朝6:30のライブカメラ画像です。リフト装置が埋まるくらいの十分な積雪があり、一部を除き営業を開始しているようです。年末・年始はたくさんのスキーヤーが訪れ、にぎわうのでしょうね。


 

冷え込む朝

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写真は今朝6時35分の北の空です。今日未明に降った雪によりうっすらと雪化粧。空は雪雲に覆われていますが、東の仙台市東部方面は晴れています。風が少し強く、気温-0.9℃、気圧(標高160m)996hPaです。

 日本付近は冬型の気圧配置となっています。現在仙台市は東部で晴れ、西部の一部では雪となっています。今日28日は、はじめ冬型の気圧配置となり晴優勢で、北よりの風が強く吹きます。昼過ぎには冬型が緩み、風邪は弱まってくる予想です。現在仙台市東部には強風注意報が発表されています。最高気温は4℃と昨日よりも4℃も低くなる予想です。

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図は今朝3時の実況天気図です。(気象庁のHPより)
日本付近は冬型の気圧配置となっており、北日本から西日本まで等圧線が南北に狭い間隔で並んでいます。 このため北からの冷たい空気が入り、列島各地で冷え込んでいます。各地の今日これまでの最低気温を見てみると、北海道江丹別で-25.1℃、札幌で-8.2℃、青森県酸ヶ湯で-10.0℃など気温が低くなっています。

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図は推計気象分布の5時の天気(左)と850hPaの気温の数値予報データ(今日9時、右)です。
右の上空850hPaの気温を見ると、地上で雪の目安となる⁻6℃のラインが九州北部まで南下し、日本列島を覆っています。かなり強い寒気といえるでしょう。このため、地上の気温も冷え込み、現在5℃以下の所がほとんどとなっています。5時の時点での天気分布をみると、冬型のため日本海側では雪の所が多く、北日本から西日本の日本海側、そして九州北部や四国の山岳地帯でも白で表示されているとなっている所が多いです。
仙台市東部でも今日の未明は積雪は無かったものの、雪となりました。
今日は寒い一日となりそうです。

 

まだまだ暗い空

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写真は今朝6時28分の北の空です。雲に覆われているためまだ空は暗いです。肉眼では写真よりももっと暗く感じます。風は無く、気温3.2℃、気圧(標高160m)986hPaです。

寒冷前線が東北地方を南下しています。また、発達中の低気圧が若狭湾沖を東北東へ進んでいます。現在仙台は弱い雨となっています。今日27日は、低気圧が朝にかけて本州付近を通過し、その後冬型となります。このため、昼過ぎごろまで雨が降りますが、昼過ぎからは晴や曇りとなるでしょう。最高気温は7℃の予想です。

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図は今朝3時の実況天気図です。(気象庁のHPより)
日本付近には二つの低気圧があります。千島近海にある低気圧からは寒冷前線がのび、東北地方を南下中です。また、若狭湾沖にも低気圧があり、急速に発達しながら東北東に進んでいます。これらの低気圧や前線の影響により、今日は全国的に天気が崩れる所が多くなっています。とくに後者の低気圧の寒冷前線に向かって暖かい下層の空気が入ってくるため、前線が通過する西日本や東日本の太平洋側を中心に、大気の状態が不安定になり、雷を伴った激しい雨が27日昼過ぎにかけて予想されています。

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図は今日12時のMSM数値予報による地上気圧・降水・風のデータです。(APLAminiにて)
この時刻には低気圧は三陸沖へと抜けています。低気圧から伸びる前線とそれに伴う強い降水域も太平洋にありますが、前線の北側の雲による降水域が東北地方を覆っており、雨が予想されています。
この後、昼過ぎからは冬型の気圧配置となるため、宮城県地方は天気は回復し曇りや晴れとなる予想です。しかし、等圧線の間隔が狭くなってくるため、昼過ぎからは北寄りの風が強まるでしょう。
今日の夜から強い上空の寒気が日本列島に入って来ます。明日朝には、850hPa(上空約1500m)で-6℃のラインが西日本の太平洋側まで南下してきます。冬型も強まることから、明日の未明には北日本から西日本の日本海側や、近畿や四国、九州などの高い山で降雪が予想されています。
また再び、日本列島は寒波に覆われ寒くなりますので、年末に向け体調を崩さない様お気を付け下さい。

 
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