高台からの観天望気

仙台の気象予報士yaviのブログ。天気の話しを中心にお伝えします。

August 2016

僅かな青空

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写真は今朝5時13分の北の空です。嵐も去り、天気は回復してきました。遠くには僅かながら青空が覗いています。風は無く、気温19.9℃、気圧(標高160m)981hPaです。

台風10号は温帯低気圧に変わって、沿海州付近を北西に進んでいます。現在仙台は、曇っています。今日31日は、日本の東の高気圧が張り出し、晴となります。また、最高気温は31℃と真夏日の予想です。

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図は今朝3時の実況天気図です。(気象庁のHPより)
日本海の寒冷低気圧に、台風から変わった低気圧は引き寄せられ、現在沿海州付近にあります。北日本付近は高気圧が張り出しているため、北日本は概ね晴れの天気となります。北海道は、南からの湿った風が入りやすい状況となっており、山岳部の南斜面では雨となる見られています。
宮城県地方は、低気圧が南からの暖かい空気を引き込み、晴れることもあり気温が上がり、31℃の最高気温が予想されています。

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図は台風10号の進路を示した図です。
昨日の仙台の気圧データを見ると、16:10頃969.9hPaと最低を記録しており、この時間に最も接近した模様です。台風の中心は、金華山沖数十キロを通過しており、夕方18時前に岩手県に上陸しました。宮城県からは離れた地点を通過したため、予想されたほど雨風は強くならず、仙台での最大週間風速23.1m/s、昨日の降水量48.5㎜でした。先日の、台風7号の66ミリ(17日)、台風9号(50.5ミリ)よりも少ない状況でした。

一方、上陸した岩手県地方では、大雨となっており、大きな被害も出ています。
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図は昨日30日の17:40頃の雨雲レーダーと衛星可視画像のデータです。
衛星画像を見ると、三陸海岸付近に雲頂高度の非常に高い雲が見えます。動画で見ると、急激に湧き上がってきているのが分かりました。この中心付近の積乱雲により強い降水があり、レーダー画像によると、北上山地の東斜面を中心に降水域が見られます。

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図は48時間降水量と、今朝5:30分の土砂災害警戒判定メッシュ情報です。
岩手県の海岸沿いでは、降りはじめからの総雨量が200ミリを超えているところがあり、平年の8月一ヶ月分の雨が降ったことに相当し、現在も地盤が緩み土砂災害の危険性が高まっています。
北海道でも道東では、危険度が高く、これからも雨が予想されてますので、土砂災害の危険度が高い状況です。これらの地方は、十分な警戒が必要です。


 

嵐の空

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写真は今朝5時30分の北の空です。台風が近づいている影響で、厚い雲がかかり、風が強く吹いています。気温24.6℃、気圧(標高160m)976hPaです。

台風10号は、銚子市の東南東を北に進んでいます。現在仙台は、雨となっており、風も強まっています。今日20日は、台風10号が宮城県地方に接近し、夕方には上陸すると見られています。このため、朝より雨風が強まり、大荒れの天気となります。外出には危険が伴います。不要不急の外出は控え、台風の雨や風に備えて下さい。最高気温は、27℃の予想です。

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図は今朝3時の実況天気図です。(気象庁のHPより)
現在、台風は銚子市の東南東約350㎞にあり、北へ25㎞/hで進んでいます。中心気圧は965hPa、中心付近の最大風速35m/s最大瞬間風速50m/sで、強い勢力を保っています。この後、進路を西よりに変え、夕方には東北地方の太平洋側に上陸すると見られています。このため、宮城県地方は、午前中から雨・風が強まり、大荒れの天気となります。

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表は、昨夜気象庁より発表された気象情報で、宮城県地方の雨・風等の強まる時間帯を示しています。
は、朝より強まり、台風が接近する昼前~夕方にかけて、時間80ミリの雨も予想されています。
は、東部で、昼前から強まり、夜の初めごるまで強く25メートルの最大風速が予想されています。
また、大潮の時期と重なっているため、台風の接近している時間帯では高波に加え高潮被害にも警戒が必要です。震災により、地盤が低くなっている地域では高潮による浸水被害が出る恐れがあります。

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図は15時のMSM数値予報による地上気圧・降水・風のデータです。(APLAminiにて)
台風の中心の北側から東側にかけて強い降水域があります。このため、雷を伴った非常に激しい雨がふる恐れがあり、時間当たり80ミリ降る所もある予想です。今日夕方までに350ミリの降雨量となるところもある予想で、特別警報が発令された、昨年の9月11日よりも多い降雨量が予想されています。災害級の大雨となる恐れがあります。河川の増水、低地浸水、土砂災害などに警戒してください。
風はこの時間、台風の北側を回る風が宮城県地方の太平洋側に、東風として強く吹き、最大風速で25メートル、最大週間風速35メートルが予想されています。飛ばされやすいものをかたずけるなど、暴風に対する準備をして下さい。
 

雨の空

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写真は今朝5時52分の北の空です。空は厚い雲に覆われて弱い雨が降っています。弱い風が降っていて、気温21.5℃、気圧(標高160m)984hPaです。

台風10号が八丈島の南海上を北東へ進んでいます。現在仙台は雨となっています。今日29日は、知った東風の影響により、雨となるでしょう。最高気温は27℃の予想です。

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図は今朝3時の実況天気図です。(気象庁のHPより)
大型で非常に強い台風10号が八丈島の南海上にあり、北東へ進んでいます。中心気圧は940hPaで、中心付近の最大風速45m/s、最大週間風速65m/sと非常に強い勢力となっており、発達のピークを迎えています。

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図は最新の進路予想図ですが、昨日と大きくは変わらず、進路予報の中心を通ると、明日30日の夕方頃、宮城県地方に接近し、上陸する恐れがある予想です。現在、中心気圧は940hPaまで発達しており、明日の3時の時点でも955hPaと少し弱まるものの、強い勢力を保ち暴風域を伴いながら北上すると見られています。
強い勢力をたまったまま、暴風域を伴いながら上陸する恐れがあるので、明日の午後からは宮城県地方は大荒れの天気となります。
今朝発表の気象情報によると、風の予想は、30日にかけての最大風速(最大瞬間風速)は、
 東北地方 35メートル(50メートル)
 北海道・関東地方 23メートル(35メートル)

との見込みで、30日6時までの24時間に予想される雨量は、
 東北地方 100から500ミリ
 北海道地方、北陸地方 100から200ミリ
 関東甲信地方 100から150ミリ

と東北地方では大雨が予想されています。

明日は、主に午後から大荒れの天気となります。台風の影響で風だけでなく、大雨となると見られています。土砂災害への警戒が必要な降雨量が予想されておりますので、台風への対策を進め、十分に警戒して下さい。



 

泉ヶ岳と低い雲

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写真は今朝5時35分の北西の空です。低い雲が泉ヶ岳にかかっており、麓しか見えていません。近くの森には、小さな雲がかかっていて、湿度が高く雲のできやすい状況です。風は無く、気温19.2℃、気圧(標高160m)991hPaです。

前線が三陸から東日本へのびています。現在仙台は曇っています。今日28日は、気圧の谷や湿った東風の影響により、曇りで夕方からは雨となるでしょう。最高気温は25℃の予想です。

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図は今朝3時の実況天気図です。(気象庁のHPより)
前線が三陸から東日本にあり、東北地方は気圧の谷となっています。関東の東と対馬海峡付近には低気圧が、
南大東島の東には台風10号があります。 
前線のある北日本、台風からの湿った空気が入る東日本・西日本と今日は北日本の日本海側を除き、広く雨が降りやすい状況となっています。 特に前線がかかる道東と、寒冷低気圧があり大気の状態が不安定となる西日本では局地的な激しい雨が降ると予想されています。

8月の気温は西日本では猛暑日が続く異常に暑い夏となりました。
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図は2016年8月のアメダスデータから、大阪、館林、仙台の日最高気温をグラフにしたものです。
西日本の代表、大阪の気温を見ると、昨日27日までに猛暑日とならなかったのは、たったの4日間だけでした。一方、猛暑で有名な東日本代表の館林では、11日間しか猛暑日が無く、昨年・一昨年よりも少なくなっています。仙台はたったの1日で、昨年の4日よりも大幅に少なくなっています。
これは、特に月の後半ではオホーツク海高気圧の勢力が強く、東から冷たい湿った空気が入り、曇りや雨の日が多かったことや、台風があいついで接近したことが影響し、晴れの日が少なく気温があまり上がらなかったためと言えます。例年に比べると、残暑がそれほど厳しくなく過ごしやすい8月だったと思います。

さて、台風10号の最新情報です。
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図は今朝3時の台風進路予想図です。
台風10号は、 非常に強い勢力となり南大東島の東にあり、時速15キロで東北東へ進んでいます。中心気圧は945hPaで、中心付近の最大風速は45メートルとなっており、中心から130キロの暴風域を伴っています。今後台風は、29日にかけて日本の南から東を北東に進み、30日は北西に進路を変えて暴風域を伴ったまま東日本から北日本に接近し、上陸する恐れもあると見られています。
予報進路を見ると、30日の3時、関東に近づいた時点で、 オホーツク海高気圧や上空の偏西風の影響を受けて進路を北西へと変えると見られています。
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図はGSMモデルで予想された30日18時の気圧と風データです。
GSMモデルでは台風は30日関東の東を北北西へと進み、18時頃に宮城県地方に上陸するくらいの近さで接近すると予想されています。中心気圧も950hPa台で宮城県地方に接近した台風としては最大級のものとなります。30日は、宮城県地方では台風接近前から大雨と暴風が予想されます。不要な外出は控え、雨風のための対策を進めておいて下さい。

 

低い雲

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写真は今朝6時29分の北西の空です。雨が降っており、低い所まで雲が垂れ込めてきています。風が少しあり、気温20.9℃、気圧(標高160m)991hPaです。

 前線が東北地方から東日本へのびています。現在仙台は雨が降っています。今日27日は、前線の活動が次第に弱まり、北から高気圧に覆われる見込みで、午前中は雨となりますが、午後から天気は回復に向かいます。最高気温は、25℃と過ごしやすいでしょう。

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 図は今朝3時の実況天気図です。(気象庁のHPより)
大陸と、日本のはるか東の高気圧の間で、東北地方と東日本には停滞前線が伸びています。この前線により、東北南部から東日本にかけて広く雨となっています。次第に前線の活動が弱まるため、午後からは天気は回復に向かうと見られています。
昨日は、この前線の活動が活発で大気の状態が不安定となり、北日本から西日本にかけてかなり強い雨となった所があります。
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図は昨日20時のレーダー画像ですが、前線に沿ってこう水域が日本列島を覆っています。特に東日本や西日本の山沿いで強い雨が観測れています。
26アメダス
アメダスの1時間降水量の昨日のランキングを見ると、1位の熊本から10位の京都まで、西日本、東日本、北日本まで広い範囲で強い降水が観測されているのが分かります。岩手の荒屋では時間55.5ミリと史上1位を更新しています。
今日はいったん大気の状態が不安定の状況は弱まりますが、現在中国東北区にある上空の気圧の谷が、明日の夜には寒冷渦となって、朝鮮半島付近まで南下するため、西日本の上空に寒気が流れ込んできます。そして、台風10号からの暖湿気も流入することから、28日から29日にかけて西日本では大気の状態が非常に不安定となることが予想されています。局地的な大雨となる恐れがあります。
東日本、北日本では29日ごろ台風10号が接近、または上陸する恐れがあります。来週は週明けから荒れた天気となりそうです。

 
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