高台からの観天望気

仙台の気象予報士yaviのブログ。天気の話しを中心にお伝えします。

January 2016

覗く晴れ間

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写真は今朝6時50分の北の空です。気温は⁻0.3℃、風は無く、気圧(標高160m)1002hPaです。

北日本は冬型の気圧配置となっています。現在仙台は、晴や曇りとなっています。今日31日は冬型が続くため、晴れの穏やかな天気となる予想です。最高気温は5℃と昨日よりも3℃以上高くなる予想です。

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図は今朝3時の実況天気図です。(気象庁のHPより)
北日本は冬型の気圧配置となっていますが、日本海の西部に小さな低気圧があり東へと進んでいます。この低気圧は明日にかけて東北地方に接近してきます。
MSM_16_0201_0400
図は明日朝5時のMSM数値予報による地上気圧・降水・風のデータを描画したものです。(APLAminiにて)
低気圧の中心は関東にあり、その北側の降水域が宮城県にもかかっています。上空850hPaの気温も⁻9℃近くの寒気が入っているので、未明から明け方にかけて雪となる可能性があります。
降る時間としてはそれほど長くないので、それほどの積雪にはならないと予想されます。
昼前には低気圧の影響もなくなり、曇りで晴れ間ものぞくでしょう。

さて、今週の天気についてみてみたいと思います。
FEFE19週間予報 色染20160131
図はFEFE19週間解説予想図で、降水が予想されているところを青く染めてあります。
週の前半は冬型の気圧配置が続き、仙台も晴れが優勢な日が多くなります。しかし、5日金曜日になると、本州の南岸にまたも南岸低気圧が発生し、北西へと進んで行くと予想されています。
この低気圧の影響で、6日には宮城にも降水が予想されています。
このときの上空にも寒気があるため、降雪が予想されます。4週連続で週末雪となりそうですが、まだ先なのでこれから予想が変わる可能性も十分あります。

さて、気温傾向ですが、
850 kion3
図は850hPaの上空の気温の平年からの偏差を示したものです。平年より2℃以上高い期間を赤に、同2℃以上低い所を青に染めています。
北日本・東日本では週前半3日まで平年より気温の低い日が続きますが、4日・5日と少し暖かくなり、仙台でも5日は最高気温8℃の予想となっています。その後、6日には再び寒気がやってきて冷え込んでくると予想されています。このため、6日には雪となることが考えられます。低気圧の通るコースや発達具合、上空の寒気などの状況によって降る雪の量は変わってきますので、また順次お伝えしていきます。





 

DTMで古楽 その4(続々 チェンバロ音源)

DTMで古楽 その4(続々 チェンバロ音源)

チェンバロの音源としてはそのクオリティーからSoundfontを使うことにしました。
課題は、古典調律の適用です。今使っているSoundfont Playerは、sfz Sample Playerですが、軽くてよいものの、古典調律を適用するのが不可能です。

そこで、Microtuningに対応するSoundfont Playerを探すことにしました。

最初の候補は、InterContinental。(Safwan Matniによる)
InterContinental2
スクリーンショットを見ると各Keyごとに偏差をセットできる様に見えます。私の場合Youngだけできればよいので、プリセットなどもいらないしこれで十分です。他の機能はエンベロープの設定ぐらいなので軽そうに見えます。
早速ダウンロードして試したのですが、Win10+Sonarでは起動すらしなかったので諦めました。

次に見つけたのが、Zen-Arts の One-SF2。
Zen-Artsでは4種類のSoundfont PlayerをFreeで提供していますが、いずれのPlayerもMicrotuningに対応しているようです。
その中で最も機能が少なく、軽そうなのがOne-SF2です。
One-SF2_UI
スクリーンショットの様に、INTONATIONのところでMTS Mirotuningファイルを指定し、古典調律のファイルを読み込ませることで対応ができそうです。
しかし、MTS(MIDI Tuning Standard)という特殊コマンドを使って記述した調律ファイルを作成する必要があるということが判明しました。
MTSなんて知らないし、調べてコマンドを書くのも大変な作業だなと思っていたら、何と、いろいろな音律のMTSのファイルがダウンロードできるサイト、SEVISH MUSIC がありました。その中にYougのファイルもあったのです。
クリップボード022

ということで、One-SF2 と Youn音律のMTSファイルで目標とする古典調律を実現する見通しが立ちました。早速両者をダウンロードして試してみました。

順調にインストールでき、MTSファイルを読み込んでtuningされていることが確認できました。

しかしここで2つほど問題が発生。

問題点1
・ダウンロードしたYoungのMTSファイルはCを基準にしたデータだった。
・Aが基準ならば、KeyシフトでA=415としておくことでバロックピッチとなるが、図の様にC基準だとAが-6セントも低くなる。
hensa
Aが-6セントとなると、A=413.8Hzになり低すぎます。Aを基準としたYoung音律のMTSファイルを自分で作成すればよいのですが、コマンドを理解するのに時間がかかりそう。 問題点2 ・DAWソフトのKeyシフトでスケールを保ったまま半音下げられると思ったが、実際は半音下へ転調する機能だった。 チェンバロを触ったことがある方はわかると思いますが、現代のチェンバロはモダンピッチとバロックピッチと両方に対応できるように、鍵盤が半音分スライドできる仕組みになっています。 問題点2を例えると、モダンピッチの鍵盤位置でYoungに調律し、その後、鍵盤をバロックピッチの位置にずらしたようなもの。 音律はめちゃくちゃとなり使いものになりません。こんな重要なことが判明したのです。 さて、この二つの問題をどう解決するか。 要は、もともと440基準で-6セント低いAの音を、さらに下げて丁度415Hzにすれば良いわけです。 Fineチューニングみたいな機能で、94セント下げてやれば415Hzになると思い、One-SF2のパネルを良く見てみました。 すると、Pitch Bendという機能があり、ピッチを自在に変化させることができるということが分かりました。 ベンドする範囲を0.001セントの分解能で設定できます。ということで、440→415は正確には-101.271セントとなる( 1200×log2(415/440)=-101.2706  )ので、もともとの-6セントを引いて95.271セントを入力して試してみたところ、見事にバロックピッチでのYoung音律が出来上がりました。めでたし。 Clipboard03
Bend ModeCentsとし、Cents95.271に設定。P-Bend⁻100[%]にすることでA=415を実現。
しかし、問題が一点。 このピッチベンドは、キーボードについているベンドレバーをエミュレートしたもので、ピッチベンドのレバーを動かした時のみ有効となるのです。通常は0にリセットされるため、演奏開始時に必ずベンドレバーを-100としないとならないのです。 とりあえず、この動作を毎回やればすむのでよいのですが、やはり面倒です。 これを解消することが今後の課題となりそうです。
(※解消しました。方法は追記にて。)
Youngのチューニングの評価
KORGのチューナーOT-12を使って音律の評価をしてみました。
young evaluation
図はその結果です。基準音のピッチを415、Youngの音律に設定して、12音各音を評価した結果すべて問題無く±1セント程度になっていました。図にはA,CとYoungの特徴のFを示していますが、ほぼ偏差0となっているのがわかると思います。

では、Youngで調律されたバロックピッチのBlanchet(コピー)の音をお聴きください。ほぼこれで満足しました。


追記;One-SF2にはOscillatorの設定を変えられる機能がついています。
Clipboard06
Transposeの機能で、95.271セントのTranpose量を設定し、Shift量を⁻1を指定することで、定常的にA=415 Hzを実現することができました。これで、チェンバロ音源が完成です。あとは、Soundfontで気に入ったチェンバロの音を検索してみることとします。


降り続く雪

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写真は今朝7時15分の北の空です。雪が降り続いています。風は無く気温は-2.0℃、気圧(標高160m)1003hPaです。

 低気圧が関東の南海上にあり東へと進んでいます。この影響で現在仙台は雪が降っています。今日26日は午前中まで雪が降り、昼過ぎから曇りとなる予想です。最高気温は3℃と今日も寒い一日となりそうです。

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図は今朝3時の実況天気図です。(気象庁のHPより)
低気圧が関東の南にあり東進しています。この低気圧の北側の雲域が東北地方にかかり仙台に雪をもたらしています。今回は低気圧があまり発達しない予想で、上空の寒気もそれほど強くないことから18日のような大雪とはならない予想ですが、すでに仙台では7センチの積雪があり、これから午前中いっぱい降る予想ですので、さらに積雪が増えることが予想されます。
今朝6時18分に仙台管区気象台より発表された「大雪に関する宮城県気象情報 第3号」によると、
30日18時までの12時間に予想される降雪量は、
 宮城県の多い所で 平地10センチ、山沿い15センチ
で、大雪や着雪による被害への注意を呼び掛けています。

今後の見通しですが、
MSM_16_0130_1200
図は今日12時時点のMSM数値予報による地上気圧・風・降水量を描画したものです。(APLAminiにて)
12時には低気圧の中心は関東の東海上へと抜けています。これに伴い低気圧の北側の雨雲も三陸沖の方へと抜け、仙台上空には無くなっているのがわかると思います。
このように、今日の昼前後には雪は止み曇りとなると見られています。

明日は気象予報士の試験ですね。
私は昨年仙台の会場で受験したのですが、昨年は良い天気でした。会場は、家から車で20分くらいの所で近くに駐車場もあるので、県外から受けに来る方もいるなか、申訳ないくらい移動は楽でした。
明日は天気は回復するものの、今日の雪が残り、冷え込みが予想されているので、朝は足元が悪いと思いますので、受験される方は転倒など十分に注意して下さい。ご健闘を。

 

雲に覆われた暗い空

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写真は今朝6時30分の北の空です。一面雲に覆われています。風は無く、気温0.6℃、気圧(標高160m)1008hPaです。

低気圧が東シナ海にあって東へ進んでいます。現在仙台は曇っています。今日29日は、低気圧が日本の南岸を東へ進むため曇りで、昼頃から雪となる予想です。気温は上がらず、最高気温は3℃の予想です。

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図は今朝3時の実況天気図です。(気象庁のHPより)
東シナ海の低気圧は東へと進み、 今日の夜には関東の南岸に達し、明日にかけて関東の東へと抜けるコースと取るとみられています。
この低気圧の北側の雲域が東北地方にかかるため、仙台でも雪となります。

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図は今朝5:30の衛星赤外画像に5:40の雨雲レーダー画像を重ねたものです。(アルファプラネットのHPより)
前線および低気圧の中心付近・北側に雨雲があり、西日本では強いレーダーエコーが観測されています。低気圧の東進に伴いこの雨雲が南東北にもかかってきて、上空にも寒気が降りてきているので仙台でも今日は雪が予想されています。降り始めは昨日の予想より少し早まり、昼頃となりそうです。

今後の見通についてですが、今回の低気圧は急速に発達することは無くそれほど強いものではありませんが、移動の速度が遅いので、長い時間雪を降らせる可能性があります。
現在の予想では、今日の昼過ぎから明日まで降るとみられてます。

今朝仙台管区気象台より発表された「大雪に難する宮城県気象情報 第1号」によると、
30日6時までの24時間に予想される降雪量は多い所で、
  東部    15センチ
  西部 平地 20センチ
     山沿い25センチ

で積雪による交通障害や、着雪被害、農業施設の被害について注意を呼び掛けています。

ということで、今週末もまとまった雪となりそうです。

 

久しぶりの快晴の朝

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写真は今朝6時32分の北の空です。快晴です。気温は-0.8℃、風は無く、気圧(標高160m)1003hPaです。

北日本は冬型の気圧配置となっています。現在仙台は晴れています。 今日28日は冬型の気圧配置が緩むため、雲が広がる時間もありますが、晴れの天気となる予想です。気温は8℃まで上がり三月並みの暖かさとなります。風も弱いので、暖かく感じる一日となりそうです。

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図は今朝3時の実況天気図です。(気象庁のHPより)
日本の南に高気圧がありその西側の東シナ海にある気圧の谷に前線が28日朝には発生し、その前線上に28日夜には低気圧が発生し東へと進んでくると予想されています。

クリップボード02
図は29日の18時のGSM数値予報による地上気圧・降水・風(左)、850hPa気圧・気温(右)を描画したものです。(Bssocontinuo’s Musicpageより)
左の図を見ると九州付近に低気圧の中心がかかっています。その前面にあたる西日本・東日本の太平洋側では高気圧の縁辺を回る風と低気圧に向かう風とが強力に南からの風を引き込み、気温は0℃以上と高くなっています。ですので、降水は雨となり、低気圧の動きが遅いこともありかなり長い時間雨が降ると予想されます。
仙台はどうでしょうか。東北地方は低気圧の北側となります。そのため、北寄りの風となり寒気を引き込んできます。右の気温の図を見ると、この時点で-6℃ラインがちょうど仙台にかかっているので、29日夕方から雪となる可能性が高いです。その後も低気圧の通過に伴いこう水域が仙台にかかり続けてくるので31日まで雪となる予想となっています。
昨日は不確定要因が多く、気象会社によって見解が分かれていましたが、今日の時点では各気象会社とも今週末雪の予想と変わりました。
今週末再び雪です。


 
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