
写真は今朝6時50分の北の空です。気温は⁻0.3℃、風は無く、気圧(標高160m)1002hPaです。
北日本は冬型の気圧配置となっています。現在仙台は、晴や曇りとなっています。今日31日は冬型が続くため、晴れの穏やかな天気となる予想です。最高気温は5℃と昨日よりも3℃以上高くなる予想です。

図は今朝3時の実況天気図です。(気象庁のHPより)
北日本は冬型の気圧配置となっていますが、日本海の西部に小さな低気圧があり東へと進んでいます。この低気圧は明日にかけて東北地方に接近してきます。

図は明日朝5時のMSM数値予報による地上気圧・降水・風のデータを描画したものです。(APLAminiにて)
低気圧の中心は関東にあり、その北側の降水域が宮城県にもかかっています。上空850hPaの気温も⁻9℃近くの寒気が入っているので、未明から明け方にかけて雪となる可能性があります。
降る時間としてはそれほど長くないので、それほどの積雪にはならないと予想されます。
昼前には低気圧の影響もなくなり、曇りで晴れ間ものぞくでしょう。
さて、今週の天気についてみてみたいと思います。

図はFEFE19週間解説予想図で、降水が予想されているところを青く染めてあります。
週の前半は冬型の気圧配置が続き、仙台も晴れが優勢な日が多くなります。しかし、5日金曜日になると、本州の南岸にまたも南岸低気圧が発生し、北西へと進んで行くと予想されています。
この低気圧の影響で、6日には宮城にも降水が予想されています。
このときの上空にも寒気があるため、降雪が予想されます。4週連続で週末雪となりそうですが、まだ先なのでこれから予想が変わる可能性も十分あります。
さて、気温傾向ですが、

図は850hPaの上空の気温の平年からの偏差を示したものです。平年より2℃以上高い期間を赤に、同2℃以上低い所を青に染めています。
北日本・東日本では週前半3日まで平年より気温の低い日が続きますが、4日・5日と少し暖かくなり、仙台でも5日は最高気温8℃の予想となっています。その後、6日には再び寒気がやってきて冷え込んでくると予想されています。このため、6日には雪となることが考えられます。低気圧の通るコースや発達具合、上空の寒気などの状況によって降る雪の量は変わってきますので、また順次お伝えしていきます。