
写真は今朝5時42分の北東の空です。朝焼けで比較的低い雲がオレンジ色に染まっています。西の方から雨雲が来ているため、一時的ですが雨が降っています。風が少しあり、気温は13.3℃、気圧(標高160m)1003hPaです。
中国東北部に 高気圧があり南東へ移動しています。また寒気を伴った気圧の谷が東北地方を通過中です。この寒気の影響で仙台は雲が多めとなっています。この後、次第に高気圧に覆われて来るため、雲が広がる時間帯もありますが、概ね晴れとなる予想です。最高気温は23℃の予想です。

図は今朝3時の実況天気図です。(気象庁のHPより)
昨日は冬型の様な気圧配置で、寒気移流となり、大陸から乾いた冷たい空気が日本海で変質を受け日本へと入って来て、北海道では雪が観測されました。

図は昨日12時40分の衛星可視画像(NICTのHPより)ですが、日本海には筋状雲が見られ、北海道と東北の日本海側では雲に覆われています。一方太平洋側特に福島あたりでは、波状雲が見えています。この波状雲が仙台にも掛かっている時間があり、夕方頃日照が少し減りました。
さて今週10月2日に天気が荒れそうだと2日前に書きましたが、依然その可能性が高いです。台風21号から変わった熱帯低気圧が 中国東北部の低気圧に取り込まれ、急激に発達します。南からの湿った空気と北からの冷たい空気が前線付近でぶつかることから、広範囲で強い降水の可能性があります。また、低気圧の中心気圧は954hPaまで下がることが予想されていますので、風が強まる恐れがあり、特に北日本の海上では強風や高波に注意が必要です。

図は10月2日の6時のGSMの地上気圧・風・降水の数値予想結果です。(WNIの解析ヴューワによる)日本列島付近に前線がかかり、雨をもたらす予想になっています。北日本では等圧線の間隔が混んでおり、日本海では西より、太平洋では南よりの強い風が予想されています。船に乗られる方は今後の予報にご注意下さい。
低気圧が通りすぎる、週末の3日、4日は高気圧に覆われて来るため、良い天気となるでしょう。