March 2015
ネットニュースで、モンサンミッシェルの下記の様な話題が報じられてました。
以下AFPBB Newsより抜粋
「欧州で20日に観測された日食の影響もあり、21日夜の潮位はモンサンミッシェルの周辺で14メートルを超え、理論的な最大値が120の潮位の指数が119となる過去最大級の高さとなった。」
「日食の影響もあり」 という言葉が非常に気になりました。日食が大潮に影響する?
よく考えると、潮汐の現象は、太陽・地球・月の引力が関わり合って決まる現象なので、それぞれの位置関係がその大小を決めているわけです。「日食の影響もあり」の意味は、日食が起きる特定な太陽・地球・月の位置関係という意味だと解釈すれば良いのでしょう。
通常、新月(満月)のときは大潮になりますが、太陽と月は同じ子午線上(180度反対)に来るけれど緯度(天球上の)が異なるため両者は重なりません。ところが日食・月食の時は緯度も同じとなり、太陽・月・地球が完全に一直線となります。ということは、太陽・月の引力の方向が一致するということになるわけです。このため、通常の大潮よりも大きな潮汐力を引き起こすと考えられます。
この効果にプラスして、春分の日で太陽が赤道の真上に来ること(地軸に対し太陽が直角となる)、スーパームーンの時期に重なっていること(月の距離が近い)も影響して、ほぼ理論最大値に近い条件となり、タイトルの「世紀の大潮」になったのでしょう。
余談ですが、スーパームーンの時は、皆既日食が観測される範囲が広く、皆既の時間も長くなります。地球に投影される月の影が大きくなるので、当然ですね。
以下AFPBB Newsより抜粋
「欧州で20日に観測された日食の影響もあり、21日夜の潮位はモンサンミッシェルの周辺で14メートルを超え、理論的な最大値が120の潮位の指数が119となる過去最大級の高さとなった。」
「日食の影響もあり」 という言葉が非常に気になりました。日食が大潮に影響する?
よく考えると、潮汐の現象は、太陽・地球・月の引力が関わり合って決まる現象なので、それぞれの位置関係がその大小を決めているわけです。「日食の影響もあり」の意味は、日食が起きる特定な太陽・地球・月の位置関係という意味だと解釈すれば良いのでしょう。
通常、新月(満月)のときは大潮になりますが、太陽と月は同じ子午線上(180度反対)に来るけれど緯度(天球上の)が異なるため両者は重なりません。ところが日食・月食の時は緯度も同じとなり、太陽・月・地球が完全に一直線となります。ということは、太陽・月の引力の方向が一致するということになるわけです。このため、通常の大潮よりも大きな潮汐力を引き起こすと考えられます。
この効果にプラスして、春分の日で太陽が赤道の真上に来ること(地軸に対し太陽が直角となる)、スーパームーンの時期に重なっていること(月の距離が近い)も影響して、ほぼ理論最大値に近い条件となり、タイトルの「世紀の大潮」になったのでしょう。
余談ですが、スーパームーンの時は、皆既日食が観測される範囲が広く、皆既の時間も長くなります。地球に投影される月の影が大きくなるので、当然ですね。
さくらの開花予想をしてみたいと思います。
対象は仙台市の赤坂地区。川前小や大沢中学があるところです。
予想の方法は、”2月1日からの日最高気温の積算値が600℃を超えると開花する”という経験則を使います。仙台での平年値から計算される600℃超えは4月11日で、平年のさくら開花日と一致します。
ということで、以下の考えから赤坂地区のソメイヨシノの開花を予想しました。
①気温測定の実測値がないので、赤坂地区(標高180m)の気温は仙台(39m)と新川(265m)の値から推定する。
② ①の推定値は基本的には仙台からの標高差に標準気温減率をかけた1.1℃を引いた値とするが、新川の気温が低い時には西からの寒気が入っているため、赤坂もその影響を受けることが多く、その分を勘案して気温を推定。
③昨日までの気温は観測値、6日先までは週間予想を用いる。
④ 6日先以降の気温は、平年値に季節予報の気温予想を使って補正を加えた値を用いる。
以上の様にして出した赤坂地区の気温の値を積算し推測をしました。
第1回予測(3月20日時点)
赤坂地区の開花予想日は、 4月14日
(参考; 気象会社の予想、仙台: 4月7日ิ)
今後、観測値で修正し、第2回予測(3月30日ごろ)、第3回予測(4月10日ごろ)に出したいと思います。
第2回予想(3月28日時点)
赤坂地区の開花予想は、4月12日
(参考;気象会社の予想、仙台4月5日)
3月下旬に気温が高い日が続いたため、少し早まりそうです。
次回は、新しい一ヶ月予想が出る4月2日の翌日頃に出します。
対象は仙台市の赤坂地区。川前小や大沢中学があるところです。
予想の方法は、”2月1日からの日最高気温の積算値が600℃を超えると開花する”という経験則を使います。仙台での平年値から計算される600℃超えは4月11日で、平年のさくら開花日と一致します。
ということで、以下の考えから赤坂地区のソメイヨシノの開花を予想しました。
①気温測定の実測値がないので、赤坂地区(標高180m)の気温は仙台(39m)と新川(265m)の値から推定する。
② ①の推定値は基本的には仙台からの標高差に標準気温減率をかけた1.1℃を引いた値とするが、新川の気温が低い時には西からの寒気が入っているため、赤坂もその影響を受けることが多く、その分を勘案して気温を推定。
③昨日までの気温は観測値、6日先までは週間予想を用いる。
④ 6日先以降の気温は、平年値に季節予報の気温予想を使って補正を加えた値を用いる。
以上の様にして出した赤坂地区の気温の値を積算し推測をしました。
第1回予測(3月20日時点)
赤坂地区の開花予想日は、 4月14日
(参考; 気象会社の予想、仙台: 4月7日ิ)
今後、観測値で修正し、第2回予測(3月30日ごろ)、第3回予測(4月10日ごろ)に出したいと思います。
第2回予想(3月28日時点)
赤坂地区の開花予想は、4月12日
(参考;気象会社の予想、仙台4月5日)
3月下旬に気温が高い日が続いたため、少し早まりそうです。
次回は、新しい一ヶ月予想が出る4月2日の翌日頃に出します。
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