IMGP2006
写真は今朝6時56分の北西の空です。雲が多めの空となっていますが、雲間から淡い日差しがあります。風は弱く、気温 27.2 ℃、気圧(標高160m)991.8 hPaです。

 前線が北日本に停滞しています。また、高気圧が日本のはるか東にあって、本州付近を覆っています。現在仙台は、晴れや曇りとなっています。
今日10日は、前線や湿った空気の影響により雲りで、昼ごろからにわか雨の降るところがあるでしょう。仙台市の最高気温は、33℃の予想です。

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図は今朝3時の実況天気図です。(気象庁のHPより)

前線が華北から北日本を通り千島近海へのびています。
②日本の東には太平洋高気圧がありほとんど停滞しています。
③日本の南には熱帯低気圧があり西へ進んでいます。

①の前線に向かって下層の暖湿気が流入し、青森県や秋田県では記録的な大雨となっていいます。24時間最大雨量で、青森県深浦町で325ミリ、鰺ヶ沢町で202.5ミリ、秋田県の八峰町で199ミリと観測史上1位となり、平年の8月の一ヶ月分の1.5倍を超えているところがあります。これまでの雨で秋田県や青森県では土砂災害の危険度が高まり、土砂災害警戒情報が発表されているところがあります。また、青森県では川の水位が上がり、岩木川でも洪水の危険性が高まり、「氾濫危険情報」が発表されています。

今日10日は、①の前線が停滞するため、東北北部では引き続き雨となり、局地的に非常に激しい雨の降るおそれがあります。
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図は明日朝6時までの24時間雨量の予想です。(気象庁のHPより)

東北北部では雨の量が多くなり、青森県や秋田県では200ミリを超える雨量が予想されているところがあります。これらの地域では、すでに降った雨で大雨災害の危険度が高まっているため、今後の気象情報や、各自治体の避難情報に注意し、状況が悪化する前に安全な避難ができるようにしてください。
一方、北海道や東日本・西日本では晴れ間が出て気温が上がり、猛暑日となっているところもあります。体温を超える危険な暑さのところもありますので、熱中症には十分に警戒して下さい。
気温上昇に伴い、大気の状態が不安定となり、午後は各地で雷雨のおそれがあります。落雷や突風、降雹に注意して下さい。

今日の宮城県地方は、雲が多く、午後は雷を伴った激しい雨となるところがある予想です。最高気温は県内各地、30~34℃の予想です。