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写真は今朝6時58分の北西の空です。空は雲に覆われ、霧雨が落ちてきています。風が少しあり、気温 19.7 ℃、気圧(標高160m)994.3 hPaです。

 前線が日本海から北陸地方を通って日本の東へのびています。前線上の三陸沖を南東に進んでいます。現在仙台は、雨が降っています。
今日4日は、前線や湿った空気の影響に曇り時々雨となるでしょう。仙台市の最高気温は、25℃の予想です。

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図は今朝3時の実況天気図です。(気象庁のHPより)

前線が日本海から東日本付近を通り日本の東へとのびています。
②、前線上の日本の東には低気圧があり東南東に進んでいます。
③日本の南には高気圧がありゆっくり西へ移動しています。
④山形県や新潟県付近は風の収束場となっています。
⑤中国東北区には寒気を伴う上空の気圧の谷があり東南東進しています。

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図は今朝6時25分の雨雲レーダーの図です。(気象庁のHPより)

現在、①の前線のかかる、山形県、新潟県、北陸地方、関東地方で雷を伴い、激しい雨が降っているところがあります。昨日からの大雨により、現在、新潟県や山形県を中心に土砂災害の危険度が高まっているところがあり、新潟県の一部に大雨当区別警報が発表されています。

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図は今朝6時10分の土砂災害の危険度分布の図です。(気象庁HPキキクルより)

新潟県や山形県、福島県地方で危険度が高く、新潟県では一部警戒レベル5となっているところがあります。また、今朝、山形県の最上川が、大江町で氾濫が発生しました。
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図は国土交通省の山形県の河川防災情報より、監視カメラの情報です。

氾濫した最上川により、多くの家が浸水している様子がわかります。
新潟県や山形県では24時間の降水量が、多くなっており、新潟県、福島県、山形県では200ミリを超える所があり、観測史上1位の雨量を超えているところもありました。特に新潟県の関川村、下関では559.5ミリと500ミリを超える大雨となりました。
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図は24時間雨量の日最大値の図です。(気象庁のHPより)

今日4日は、①の前線が東日本・西日本を南下し、関東から中国地方でまとまった雨となり、局地的に雷を伴い、激しい雨となるところがあるでしょう。北日本は一旦回復するものの、午後は雷雨となり激しい雨となるところがあるでしょう。昨日大雨となったところでは、更に雨量が増し、土砂災害の危険性が継続、高まる可能性がありますので、警戒・注意して下さい。
今朝発表の気象情報によると、明日の朝6時までの24時間に予想される雨量は、
 北陸地方            150ミリ
 東北、関東甲信、近畿地方    100ミリ
の予想
となっています。これらの地方では、土砂災害や河川の増水、低地での浸水に警戒・注意して下さい。

今日の宮城県地方は、雲が多く、時々雨の降る天気となるでしょう。最高気温は県内各地、21~25℃の予想です。