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写真は今朝6時55分の北西の空です。秋分の日の朝、空には雲が広がっています。気温は15.7℃と、涼しい朝となっています。風は弱く、気圧(標高160m)1003.3hPaです。

高気圧が沿海州にありほとんど停滞しています。現在仙台は晴れています。
今日22日は、高気圧に覆われて晴れますが、湿った空気の影響により午後は 次第に曇りとなり、夜遅くには雨の降るところがあるでしょう。仙台市の最高気温は25℃の予想です。

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図は今朝3時の実況天気図です。(気象庁のHPより)

①日本海北部には寒気を伴った上空の気圧の谷があり東進しています。対応する地上低気圧が千島近海にあり東北東進しています。
台風12号が日本の南にあり、発達しながら北上しています。
③前線が南西諸島から日本の東へとのびています。

上空の寒気の影響により、北海道の日本海側では局地的に雷を伴って激しい雨が解析されています。③の前線がかかる南西諸島では雨となっているところがあります。東北地方から九州地方まで高気圧に覆われて晴れているところが多くなっていますが、気圧の谷や湿った空気の影響により、東北地方の日本海側や、関東北部、北陸地方では雲が広がっています。

今日22日は、北日本では上空に寒気が入るため、大気の状態が不安定となり、雷を伴い激しく降るところがあるでしょう。②の台風12号は、日本の南をゆっくり北上しています。
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図は今日3時の台風12号の進路予想図です。(気象庁のHPより)

その後、予想図のように、23日夜にかけて西日本~東日本太平洋側沿岸まで北上すると見られています。台風や前線の影響により、南西諸島から西日本では今日から明日23日にかけて、東日本では23日、風が強まり、うねりを伴いしけるところがあるでしょう。
③の前線周辺では、台風からの下層の湿った空気が入り、大気の状態が不安定となり、雷を伴った激しい雨となるところがあるでしょう。また、西日本から東日本の太平洋側では、台風からの下層暖湿気に加え、前線周辺の湿った東風の吹付けにより、南側斜面を中心に、激しい雨となり総降水量が多くなるところがあるでしょう。今朝発表の気象情報によると、明日朝6時までの24時間に予想される雨量は、
 東海地方       200から300ミリ
 伊豆諸島、近畿地方  100から200ミリ
 関東甲信地方     100から150ミリ
よなっています。その後、25日にかけて更に雨量が増えるおそれがあります。
土砂災害や、低地での浸水、河川の増水に注意警戒してください。

今日の宮城県地方は、晴れ間がありますが、次第に雲が多くなり、夜遅くには雨となるところがあるでしょう。最高気温は県内各地、22~24℃の予想です。