写真は今朝5時41分の北西の空です。低い雲に覆われて遠くの山は見えていません。小鳥のさえずりが聞こえ、涼しい朝です。風は弱く、気温20.6℃、気圧（標高160m）995.4hPaです。
梅雨前線が東シナ海から津島海峡を通り東北南部にのびています。現在仙台は曇りとなっています。
今日10日は、前線や湿った空気の影響により、曇りで、午後は雨が降り、雷雨となるところがあるでしょう。仙台市の最高気温は２５℃の予想です。
図は今朝3時の実況天気図です。（気象庁のHPより）
①東シナ海には上空の気圧の谷があり東北東進しています。
②黄海には上空の気圧の谷があり東進しています。
③梅雨前線が華中から対馬海峡を通り、東北南部へとのびています。
④沿海州には上空に寒気を伴った寒冷渦があり東南東進しています。
現在、北海道や青森県では晴れています。③の梅雨前線の雲がかかる、東北地方では曇りで、西日本・東日本では雨となっています。
今日１０日は、前線上の低気圧が九州の北を通過して行きます。低気圧には太平洋高気圧の縁を回る南からの湿った空気が入るため、大気の状態が非常に不安定となり、西日本から東北地方では明日１１日にかけて局地的に雷を伴った激しい雨となるでしょう。今朝発表の気象情報によると、明日６時までの２４時間に降る雨の量は、
九州北部地方 ３００ミリ
四国地方 ２５０ミリ
東海地方、九州南部 １５０ミリ
関東甲信、中国地方 １２０ミリ
北陸地方 １００ミリ
東北、近畿地方 ８０ミリ
の予想で、さらに１２日までの２４時間でも同等以上の雨量が予想されています。
これら西日本から東北地方の広い範囲で、土砂災害や河川の増水、浸水害に警戒して下さい。
今日の宮城県地方は、梅雨前線の影響により曇りで、昼からは雨となり、局地的に雷を伴い激しく降る所があるでしょう。最高気温は県内各地、２２～２４℃の予想です。
