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写真は今朝6時10分の北西の空です。厚い雲に覆われた空からは、雨が落ちてきています。風は弱く、気温15.8℃、気圧(標高160m)990.2hPaです。

 梅雨前線が東シナ海から日本海を通って、日本の東にのびています。また、日本海の前線上には低気圧があり、東北東へ進んでいます。現在仙台は、雨が降っています。
今日26日は、低気圧や前線の影響によりで、昼過ぎからは曇りとなるでしょう。仙台市の最高気温は24℃の予想です。

20062603
図は今朝3時の実況天気図です。(気象庁のHPより)

①朝鮮半島付近には上空の気圧の谷があり東進しています。また、黄海付近には寒気を伴う上空の気圧の谷があり東進しています。
梅雨前線が華中から東シナ海、日本の南を通り、日本の東へとのびています。
太平洋高気圧が小笠原諸島付近にありほとんど停滞しています。

現在、東海や近畿地方の一部では晴れているところがあるものの、②の梅雨前線の影響により、北日本から西日本の広い範囲で曇りや雨となっています。九州や、中国地方では雷を伴い激しく降っているところがあります。

昨日は、九州北部地方では梅雨前線に温かく湿った空気が入り大気の状態が不安定となり、線状降水帯が形成されました。長崎県の佐世保では3時間降水量で181.5ミリを観測し、観測史上1位を更新する大雨となりました。
今日26日も西日本に梅雨前線がかかり、次第に南下していきます。このため、西日本や東日本、東北地方では大気の状態が不安定となり、西日本・東日本では今日の夕方にかけて、東北地方では明日の朝にかけて雷を伴い激しい雨となる恐れがあります。これらの地方では、雨量が多くなりますので、土砂災害や、河川の増水、低地での浸水に注意・警戒してください。

今日の宮城県地方は、梅雨前線の影響によりとなりますが、昼すぎからは止んで曇りとなってくるでしょう。最高気温は県内各地、20~27℃の予想です。