IMGP6028
写真は今朝6時27分の北西の空です。雲の切れ間がところどころにあり、薄日がさしたりしています。風は弱く、気温21.1℃、気圧(標高160m)992.3hPaです。

 低気圧が北海道の東にあり、北東へ進んでいます。前線が東北地方からに西日本にのびています。現在仙台雲が掛かっていますが晴れ間が見えています。
今日30日は、前線や湿った空気の影響により曇りや雨で、雷を伴って激しく降る時間帯があるでしょう。仙台市の最高気温は26℃の予想です。

19083003
図は今朝3時の実況天気図です。(気象庁のHPより)

①父島の東には
太平洋高気圧がありゆっくり西北西に移動しています。
②中国東北区には上空に寒気を伴った寒冷渦があり東進しています。
前線が華中から、東シナ海、西日本、東北地方へとのびています。

➂の前線に向かって①の高気圧の縁を回る下層暖湿気が流入し、奄美地方から西日本、東日本の太平洋側で対流雲が発達し、雷を伴い激しく降っているところがあります(下図参照)。関東地方や、北海道のオホーツク海側では晴れているところがあるものの、全国的に前線や湿った空気の影響により雨となっているところが多くなっています。
highresorad_201908300615
図は今朝6時15分の雨雲レーダーの画像です。(気象庁のHPより)

今日30日は、③の前線は今日の夜にかけて、西日本から東日本の太平洋側に移動し、明日の夜にかけて停滞する見込みです。前線に向かって下層暖湿気が流入し続けるため、西日本から東北地方では今日の夜にかけて大気の状態が非常に不安定となるところがあります。局地的に雷を伴って激しく降る所があり、太平洋側では猛烈な雨となる恐れがあります。土砂災害や、河川の増水、低地での浸水に警戒して下さい。また、西日本から東北地方では、落雷や突風、竜巻、短時間強雨に注意が必要です。

今日の宮城県地方は、曇りや雨の天気となりますが、雷を伴って激しく降るところもあるでしょう。最高気温は県内各地、22~26℃の予想です。