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写真は今朝6時22分の北西の空です。透明度は高く泉ヶ岳はクリアに見えていますが、遠くには明るい部分が見えているものの空は雲に覆われています。風は弱く、気温20.4℃、気圧(標高160m)989.7hPaです。

低気圧が北海道の南にあり、東へ進んでいます。前線が関東甲信地方にのびています。現在仙台は曇っています。
今日29日は、気圧の谷や湿った空気の影響により曇りで、雨の降る時間帯もある予想です。仙台市の最高気温は25℃の予想です。

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図は今朝3時の実況天気図です。(気象庁のHPより)

①北海道の南に低気圧があり東進しています。
②、①の低気圧からのびる前線が東日本から西日本を通り、東シナ海へとのびています。
➂中国東北区には上空に寒気を伴う寒冷渦があり、南東進しています。

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図は今朝5時45分の雨雲レーダーの画像です。(気象庁のHPより)

②の前線に下層の暖湿気が流入しており、対流雲が発達しています。今の時間帯も、九州北部から中国地方にかけて線状の降水帯がかかっており、非常に激しい雨となっているところがあります。降りはじめからの雨量が300ミリから500ミリに達しているところが、長崎県や佐賀県、福岡県ではあります。これらの地方では、地盤が緩んでいるうえに、今後も雨が続くと見られていますので、土砂災害や河川の増水、浸水被害などに厳重に警戒して下さい。
九州北部や中郷地方の雨は、今後も続き、昼には一旦小康状態となるものの、明日の朝にかけて再び強まると見られています。今朝発表の気象情報では、明日の6時までの24時間で予想される雨量は、
 九州北部地方      150ミリ
 北陸、東海、中国地方  100ミリ
と予想され、その後の24時間でも50~150ミリの雨となると予想
されています。
九州北部地方を中心に、土砂災害に厳重に警戒し、低地での浸水、河川の増水や氾濫に警戒して下さい。

今日の宮城県地方は、雲が優勢の空となり、雨となる時間帯も予想されています。外出時は傘を持って出かけられると良いでしょう。最高気温は県内各地、25~30℃の予想です。