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写真は今朝5時20分の北西の空です。霧が谷を伝って流れて来て、地面を這っています。風は弱く、気温16.1℃、気圧(標高160m)989.9hPaです。

低気圧が日本の南にあり東北東進しています。また、高気圧が東シナ海にあり東進しています。 現在仙台は晴れています。
今日20日は、気圧の谷や湿った空気の影響により晴れや曇りとなるでしょう。午後はにわか雨の可能性があります。仙台市の最高気温は24℃の予想です。

19062003
図は今朝3時の実況天気図です。(気象庁のHPより)

梅雨前線がに日本の南から南西諸島を通り、華中にのびています。前線上の日本の南には低気圧があり東北東進しています。
②西日本から東日本には寒気を伴った上空の気圧の谷があり東進しています。
➂アムール川中流には寒気を伴う寒冷渦があり南下しています。

①の梅雨前線には下層の暖湿気が流入し、前線付近では対流雲が発達し、現在沖縄付近では雷をともなって激しく降っているところがあります。東北地方では雲が多くなっていますが、その他の北日本から西日本は、晴れているところが多くなっています。

今日20日は、梅雨前線の停滞する南西諸島では、前線に向かって下層暖湿気が流入し、大気の状態が不安定となり、非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。土砂災害や、河川の増水、低地での浸水に注意が必要です。
②の上空の気圧の谷は日本の東へと進んで行き、西日本から北日本では下層に暖湿気が入り、上空には寒気が入ってきます。日中の昇温も加わり、午後は大気の状態が不安定となります。
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図は今日夕方の発雷確率の図です。(国際気象海洋のHPより)

図のように、東日本から北日本で発雷確率が高くなっています。一昨日の地震で揺れの強かった新潟や山形でも雷雨となる可能性があります。土砂災害や、激しい気象現象に注意してください。

今日の宮城県地方は、晴れ間があるものの、午後はにわか雨となる可能性があります。急な天気の変化に注意してください。最高気温は県内各地、22~25℃の予想です。