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写真は今朝6時16分の北西の空です。空は府もに覆われ、低い雲が泉ヶ岳のすそ野を覆っています。風は弱く、気温17.6℃、気圧(標高160m)992.6hPaです。

 北日本は気圧の谷となっています。現在仙台は曇っています。
今日19日は、気圧の谷や湿った空気の影響により曇りで、昼過ぎから夕方にかけては大気の状態が不安定となるため、雨や雷雨となるところがあるでしょう。仙台の最高気温は23℃の予想です。

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図は今朝3時の実況天気図です。(気象庁のHPより)

前線が華中から南西諸島を通って日本の南にのびています。前線上の東シナ海には低気圧があり東進しています。
②北日本から西日本にかけては上空に寒気が流入しています。
➂オホーツク海には切離低気圧があり北東進しています。またシベリアには上空に寒気を伴った寒冷渦があり南東進しています。

①の前線や低気圧の近傍では下層暖湿気が流入し、対流雲が発達し、沖縄・奄美諸島付近、九州南部では雨となり、所により雷を伴い激しく降っているところがあります。北日本では気圧の谷となっているため、昨夜大きな地震があった新潟県や山形県で雨となっています。北海道や東北北部、東日本や近畿、中国地方では晴れているところが多くなっています。

今日19日は、①の前線や低気圧がに向かい下層暖湿気が流入し、大気の状態が非常に不安定となり、南西諸島から九州南部にかけては非常に激しい雨が降るおそれがあります。九州南部では今日の昼過ぎにかけて、南西諸島では明日にかけて低地での浸水や、河川の増水、土砂災害に注意が必要です。日本付近は、①の切離手気圧や寒冷渦により上空に寒気が流入してきます。このため、日中の昇温がある午後には大気の状態が不安定となります。

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図は今日夕方の発雷確率の図です。(国際気象海洋のHPより)

西日本から北日本の広い範囲で発雷確率が高くなっています。落雷や突風、降雹、短時間強雨に注意が必要です。昨日大きな地震があった新潟や山形では、地震により地盤が緩んでいるところがあり、少しの雨でも土砂災害の危険が増しますので、十分に注意をして下さい。

今日の宮城県地方は、晴れ間もあるものの、気圧の谷の影響で雲が広がり午後はにわか雨となり、雷をともない激しく降るところがあるでしょう。最高気温は県内各地、20~24℃の予想です。