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写真は今朝7時08分の北西の空です。昨日からの雪で一面の雪景色となっており、10センチほどの積雪となっています。風は弱く、気温-2.3℃、気圧(標高160m)990.1hPaです。

 日本付近は強い冬型の気圧配置となっています。現在仙台は雪が降っておおり、東部海岸沿いでは晴れているところもあります。
今日28日は、強い冬型の気圧配置が続くため、仙台市西部では雪となるでしょう。仙台市東部の海岸沿いでは晴れ優勢となります。最高気温は3℃と真冬の寒さとなります。

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図は今朝3時の実況天気図です。(気象庁のHPより)

①サハリン付近、日本の東、日本の春か東には複数の低気圧があります。
②大陸には高気圧があります。
➂日本の上空には非常に強い寒気が入っています。
④日本海西部にはJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)が見られます。

日本付近は強い冬型の気圧配置となっており、日本海付近では等圧線が狭い間隔で縦に並んでいます。衛星画像では日本海には筋状の雲ができており、沿海州との離岸距離が短く強い寒気が入っていることを示しています。また、④による雲も近畿地方に流れ込んで来ているため、現在北日本から西日本の日本海側の山口県まで雪となっておあり、愛知県や三重県など太平洋側の地域でも雪のところがあります。また、東北地方の太平洋側の岩手や、宮城県でも雪となっています。

今日28日は、冬型の気圧配置が強まり、上空には今季最強レベルの寒気が入ります。このため、日本海側と太平洋側の山地は大雪となり、北日本と北陸は吹雪や暴風の恐れがあります。太平洋側の平地でも雪雲が流れ込み、積雪となるところがあるでしょう。

今日の宮城県地方は、海岸沿いでは晴れる所もありますが、内陸を中心に雪となります。最高気温も県内各地、-1~3℃と真冬並みの寒さになり、風も強くお出かけには万全の防寒対策が必要でしょう。