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写真は今朝6時44分の北西の空です。厚い雲に覆われ、暗くどんよりとした空が広がっています。風は弱く、気温1.1℃、気圧(標高160m)1001.9hPaです。

 北日本は冬型の気圧配置となっています。現在仙台は曇りで西部では雪のところがあります。
今日13日は、はじめ冬型の気圧配置で、夜は低気圧が接近し、曇りや晴れで、西部では雪のふるところがある見込みです。

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図は今朝3時の実況天気図です。(気象庁のHPより)

①日本の東に低気圧があり東進しています。
②中国東北区には500hPaで₋42℃の寒気を伴った寒冷渦があり東南東進しています。

北日本は冬型の気圧配置となっており、現在北日本の日本海側を中心に雪のところがありますが、北日本から西日本の太平洋側では広く晴れています。

今日13日は、冬型が続き日本海側では雨や雪の降りやすい状況です。②の寒冷渦から南へのびる上空の寒気を伴った気圧の谷に対応した低気圧が、13日朝までに日本海西部に発生すると見られています。この低気圧が、発達しながら13日夜には前線を伴い北日本へ接近してきます。このため、東北・北陸地方と西日本の日本海側ではでは、低気圧と前線が通過する今日の夜遅くから明日未明にかけて、大気の状態が不安定となり、雨や雪が激しくなる恐れがあります。

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図は明日未明の発雷確率の図です。(国際気象海洋のHPより)

図のように、明日未明には北陸地方を中心に発雷確率が高くなっています。低気圧通過後も冬型が強まるため14日にかけて北日本と、東日本・西日本の日本海側で強風や風雪、高波に注意が必要です。

今日の宮城県地方は、日差しが届く時間帯もあるものの、雲の優勢の空となるでしょう。前線が通過する夜遅くから明日の朝にかけては、雨や雪となるところがあるでしょう。最高気温は県内各地4~8℃の予想です。