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写真は今朝6時18分の北の空です。低い雲が出ていて七ツ森の山々の麓が隠されています。風は弱く、気温21.7℃、気圧(標高160m)991.2hPaです。

 前線が東北地方を南下しています。現在仙台は曇っています。
今日31日は、前線が東北地方を南下するため雨や曇りで、雷を伴って激しく降る所があるでしょう。最高気温は28℃の予想です。

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図は今朝3時の実況天気図です。(気象庁のHPより)

①前線が日本海から東北北部を遠て日本の東へのびています。
②中国東北区には上空の気圧の谷があり南東進しています。
③宗谷海峡付近に低気圧があり北東進しています。

①の前線に850hPaで336K以上の相当温位の暖湿気が流入し、大気の状態が不安定となっています。このため、前線付近の東北の日本海側や北陸地方では雷を伴った非常に激しい雨が断続的に降り続いています。
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図は5時40分の土砂災害警戒メッシュ情報です。(気象庁のHPより)

昨日からの雨で、北陸から東北南部、秋田県で土砂災害の危険度が高まっています。特に山形県の庄内・最上地方では極めて高い危険度となっており、土砂災害が起きていてもおかしくない状況となっており、県内で土砂災害警戒情報が発表されています。
更に、前線がかかり続けるため、線上の降水帯が同じところで雨を降らせる可能性があります。これらの地域では更に土砂災害の危険性が高まる恐れがありますので、十分な警戒をしてください。

今日の宮城県地方は、前線の影響により雨が降ったり止んだりとなります。一時的に雷を伴って激しく降るところもあるでしょう。宮城県内でも昨日からの雨で地盤が緩んでいるところがあり、現在栗原市西部、大崎市西部で土砂災害警戒情報が発表されています。今後、更に降水が続き危険性が高まる可能性がありますので、気象庁や自治体の発表する情報に注意し、警戒をしてください。