IMG_6172
写真は今朝6時03分の北西の空です。今日も低い雲がかかっていて今にも降り出しそうな空です。風は弱く、気温17.3℃、気圧(標高160m)991.1hPaです。

 梅雨前線が東シナ海から西日本を通って伊豆諸島の南にのびています。現在仙台は曇っています。
今日20日は、梅雨前線や気圧の谷の影響により曇り昼前から昼過ぎにかけて雨の降る所があるでしょう。最高気温は20℃の予想です。

18062003
図は今朝3時の実況天気図です。(気象庁のHPより)

①西日本から東シナ海にかけて梅雨前線がのびています。
②アムール川上流には上空に寒気を伴う寒冷渦があり南へ進んでいます。

①の梅雨前線には850hPaで345Kという高い相当温位の空気が流入しており、西日本では広い範囲で対流雲が発達し非常に激しい雨が降っているところがあります。この状態は21日朝まで続くと見られており、西日本から東日本の太平洋側では雷を伴った非常に激しい雨となる恐れがあります。
今朝発表の気象情報によると、明日21日の6時までの23時間に、
 近畿地方        300ミリ
 四国地方・九州南部地方 200ミリ
 東海地方        160ミリ
 関東甲信地方・奄美地方 150ミリ
 九州北部地方      120ミリ
が予想されています。
九州地方ではすでに200ミリを超える24時間雨量を観測しているところがあり、熊本県や大分県の一部では土砂災害警戒情報が発表されています。
doshamesh_201806200550
図は今朝5時50分の土砂災害警戒メッシュ情報(気象庁のHPより)

また、大阪でも大雨となる予想となっています。18日の大阪府北部地震で揺れが強かった地域ではすでに地盤が緩んでいる可能性があり、少しの雨でも土砂災害の危険性があります。これらの地域では土砂災害に十分警戒して下さい。

今日の宮城県地方は、雲が多い天気で、昼前後には雨が降るところがあります。折りたたみ傘があると便利でしょう。気温は県内各地17〜20℃と肌寒いくらいでしょう。