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写真は今朝5時45分の北の空です。霧が近くの森を覆っていて、木々のてっぺんが見えなくなっています。風は、気温21.6℃、気圧(標高160m)992.0hPaです。

東北地方は気圧の谷になっています。現在仙台は曇りとなっています。
今日31日は、気圧の谷や湿った空気の影響により、曇りで晴れ間ののぞく時間帯もありますが、午後はにわか雨の可能性もあります。最高気温は28℃の予想です。

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図は今朝3時の実況天気図です。(気象庁のHPより)

日本海北部には上空の気圧の谷があり、500hPaで-12℃以下の寒気を伴ない、東進しています。また、日本の南には非常に強い台風5号が、台湾付近には台風10号があり、それぞれ西南西、北へと進んでいます。

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図は今日15時のGSM数値予報の850hPa の相当温位のデータです。(WEATHER-GPVより)

台風5号、10号が日本列島に相当温位が高い暖湿気をもたらし、九州、四国、紀伊半島では357K以上の非常に湿った空気があります。このため、今日は西日本・東日本を中心に午後は大気の状態が不安定となり、日中の気温上昇が大きい所や、山沿いなどで雷雲が発達し、局地的に雷を伴ない激しく降る所があると見られています。

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図は、今日夕方の発雷確率予想です。(国際気象海洋のHPより)

九州や中国地方、四国、近畿、関東の内陸部や福島、宮城、岩手などの東北地方でも発雷が予想されています。宮城県地方でも確率はそれほど高くは無いものの、発雷が予想されていますので、午後はにわか雨となる可能性があります。西日本では非常に大気の状態が不安定となるため、局所的には非常に激しく降る所があると見られています。天気の急変にご注意下さい。