IMG_4685[1]
写真は今朝5時12分の北西の空です。風も無く、うぐいすの鳴き声が聞こえる穏やかな朝です。気温も19.5℃と20℃を下回っており、涼しく感じます。気圧(標高160m)994.3hPaです。

東北地方は気圧の谷となっています。現在仙台は曇っています。
今日28日は、気圧の谷や湿った空気の影響により曇りで、弱い雨がぱらつくところもあるでしょう。

17072803
図は今朝3時の実況天気図です。(気象庁のHPより)

梅雨前線華北から朝鮮半島までと、北海道から千島近海と2つに分かれて伸びてています。この梅雨前線に沿って雲がかかっています。北海道付近の前線では活動が活発化しており、襟裳岬や岩手の太平洋側では激しく降っている所があります。
この前線は明日の朝にかけてゆっくりと西進するため、北日本ではこの影響を受けます。前線には日本のはるか東にある高気圧の縁辺を回る湿った空気と、台風5号が運ぶ湿った空気が入るため大気の状態が不安定となります。特に北海道の東部を中心に局地的に雷を伴って激しく降ると見られており、今日の午後を中心に大雨となる可能性があります。
今日の宮城県地方は、前線の雲がかかっていますので、曇りとなり、雨が降る所、時間帯がある見込みです。
前線が掛からない西日本では午前中は晴れますが、湿った空気が残っているため、午後は大気の状態が不安定となり、内陸や山沿いでは対流雲が発達しやすく、局地的に雷雨となるところがあるでしょう。
台風5号小笠原諸島に接近する見込みで、小笠原諸島では風が強まり、29日から30日にかけて大荒れの天気となります。東日本の太平洋側では高波が予想されますので、今週末の海のレジャーは危険ですので、控えた方が良さそうです。