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写真は今朝6時26分の北の空です。空は雲に覆われており曇っていますが、遠くの海岸の方に僅かに晴れ間が見えます。風は無く、気温-3.2℃、気圧(標高160m)1001hPaです。

沿海州に前線を伴った低気圧があり、東へ進んでいます。現在仙台は曇っています。
今日27日は、寒冷前線が東北地方を通過し、その後冬型の気圧配置が強まるため、晴れ間もありますが曇りで、夕方は仙台市西部を中心ににわか雨、にわか雪があるでしょう。最高気温は11℃と、3月下旬ごろの暖かさとなります。

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図は今朝3時の実況天気図です。(気象庁のHPより)
低気圧が沿海州にあり、前線を伴い東へと進んでいます。低気圧の近くでは気圧の傾きが大きくなるため、風が強くなります。 特に北日本の通過後に冬型が強まるため、日本海側は夕方以降西寄りの風が強まると見られています。

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図は明日12時のMSM数値予報による地上気圧・降水・風のデータです。(APLAminiにて)
寒冷前線が北海道から日本海にかかっていますが、前線の東側の暖域では南西の風が吹いており、この風が南からの暖かい風を引き込んできます。このため、各地で気温が上がり、仙台では昨日よりも3℃高い11℃の最高気温の予想となっており、3月下旬の暖かさとなります。
 夕方には東北地方を寒冷前線が通過し、冬型の気圧配置が強まり、北日本の日本海側では雪が強く降ります。宮城県地方では前線が通過する夕方は、西部を中心ににわか雪やにわか雨が降ると予想されています。
今日夜遅くには前線は通過して天気は回復します。
明日28日は、冬型が緩み、晴れの良い天気となるでしょう。