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写真は今朝6時29分の北西の空です。雲は多めですが、晴れ間が覗いています。気温は0.7℃とかなり冷え込んでいて、車の窓にも霜が降りています。風は無く、気圧(標高160m)1014hPaです。

日本付近は冬型の気圧配置となっています。現在仙台は曇っています。今日30日は、高気圧に覆われて晴れとなりますが、気圧の谷の接近により天気は下り坂となり、昼過ぎごろから雲が広がってくるでしょう。最高気温は8℃の予想です。

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 図は今朝3時の実況天気図です。(気象庁のHPより)
 今日、北日本は高気圧に覆われるため、午前中を中心に良く晴れます。しかし高気圧は昼過ぎには日本の東へと抜けて行き、東北地方は高気圧の後面の気圧の谷となります。このため、上層の薄雲が広がりはじめ、天気は下り坂となってきます。

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 図は明日12月1日の9時の予想天気図です。(気象協会のHPより)
 日本海の低気圧が発生し、発達しながら北東へと進んで行く予想ですが、この低気圧や気圧の谷などの影響により明日は天気が全国的に崩れ、北日本から西日本まで雨が予想されています。
高気圧の縁を回った風が南から日本列島に吹き込み、風が収束する 四国の南や伊豆諸島付近を中心に雨雲が発達すると見られています。この天気図からは分かりにくいので、次の図で説明します。

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 図は明日9時のMSM数値予報による地上気圧・降水・風のデータです。(APLAminiにて)
日本の東にある高気圧の縁を回る風は、伊豆諸島付近でぶつかり合い、房総半島付近には低圧部がありこの付近を中心に雨雲が発達しています。また、大陸からの高気圧からの風と日本の南からの風のぶつかり合いが東海沖から四国の南、九州の南にかけてあり、ここにもこのシーアラインに沿って降水域があります。これらが明日は西日本・東日本、南東北へと雨を降らせることになります。宮城県地方でも、明日明け方から朝の内にかけて雨が予想されています。これらの低気圧が南の風を引き込んでくるため、明日の気温は高く、仙台の最高気温14℃で、今日よりも6℃高い予想です。