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写真は今朝5時54分の北西の空です。曇り空で、霧雨が降っています。風は無く、気温20.5℃、気圧(標高160m)997hPaです。

 梅雨前線が東シナ海kら西日本を通り、日本の東へ伸びています。現在仙台は曇りで、雨の降っているところもあります。今日30日は、梅雨前線の影響により曇りで、昼過ぎまでは雨の所があるでしょう。最高気温は22℃の予想です。

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図は今朝3時の実況天気図です。(気象庁のHPより) 
東シナ海から西日本、日本の東へと梅雨前線が伸びています。九州地方では前線の活動が活発化しており、大気の状態が不安定となっており、局地的に激しい雨が降っているところがあります。

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図は今朝5:30の衛星画像と雨雲レーダーの合成です。(アルファプラネットのHPより)
九州付近の梅雨前線で強い降水が見られており、鹿児島県では非常に強く降っているところがあります。九州地方では今週雨が降り続いており、降りはじめから450ミリを超える大雨となっており、土砂災害の危険性が高い所もあり、警戒が必要です。

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図は72時間の降水量の日最大値の分布です。
鹿児島県や熊本県を中心に72時間の降水量で200ミリを超える所が見られ、宮崎県えびのでは500ミリを超え、鹿児島県八重山、溝辺では450ミリを超える降水量となっています。これらの地域では土壌が多くの水分を含んでおり、土砂災害の危険性が極めて高くなっています。現在、熊本県と宮崎県の一部地域で土砂災害警戒情報が発表されています。この後も前線は停滞し、上空に寒気を伴った気圧の谷が通過するため、西日本では大気の不安定な状態が続きます。大雨が続いている地域では、引き続き土砂災害に警戒してください。