IMG_1930
写真は今朝4時19 分の北の空です。日の出前の空が朝焼けに染まってます。近くには霧が立ち込めており、幻想的な風景となっています。風は無く、気温17.1℃、気圧(標高160m)998hPaです。

日本海にある高気圧に覆われているため、現在仙台は晴れや曇りとなっています。今日29日は、高気圧に覆われ晴れますが、東からの湿った風の影響で朝晩は曇りとなる所もあります。最高気温は25℃の夏日の予想です。

16062903
図は今朝3時の実況天気図です。(気象庁のHPより)
高気圧が日本海にあり、北日本を覆っています。また、梅雨前線が九州から日本の南を通り、日本の東へと延びています。宮城県地方は今日は、高気圧に覆われるため、概ね晴れの天気となります。しかし、朝晩は海からの湿った空気が入るため、雲が広がる所もある予想です。
九州地方では、昨日から大雨が続いており、多い所では昨日からの24時間で100ミリを越える雨量となっている所も多くの地点であります。

pre24h_mx00
図は、24時間の降水量の日最大値ですが、黄色やオレンジの100ミリを超える雨量を観測した地点が、九州や紀伊半島で見られます。これらの地域では、土壌が水分を多く含んだ状態となっているため、土砂災害の危険性が高まっています。特に、熊本県や鹿児島県では土砂災害警戒情報が発表されているところもありますので、警戒をして下さい。

201606290545-00
図は、5時45分の雨雲レーダーです。現在も九州地方では局地的に非常に激しい降水が観測されています。この原因は、前線に向かって暖湿気が供給され前線活動が活発化しており、対流雲が発達しているためです。

201606290530-00
図は、衛星赤外画像で5時30分のものです。華中から東シナ海、九州にかけて対流雲の塊が連なっているのが分かります。九州付近の雲塊により、現在九州で強い降水がもたらされています。この状況は、今日午前中にかけて続き、九州南部・北部では引き続き大雨による河川の増水、浸水被害、土砂災害に対する警戒が必要です。