EQ20150530
昨日5月30日は2度の大きな地震がありました。

1回目は、1時6分頃、茨城県南部を震源とする、M4.8、震源の深さ約50km。 
2回目は、22時24分頃、 小笠原諸島南西沖を震源とする、M8.5、震源の深さ約590km。

1回目の時は寝ていたのですが、突然の大きな地鳴りで目がさめました。あまりに激しい地鳴りなので、今まで経験したことない様な強い揺れが来るのではないかと覚悟しましたが、揺れは大したことは無く、震度3でした。
地震の初期微動P波は縦波、つまり弾性波なので周波数が人間の可聴域にあれば音として聞こえてきます。地盤が固い所で、震源に近かったため、あれだけ大きく聞こえたものと思います。
そして、夜の2回目は震度4で激しく揺れました。揺れの周期が長かったので、震源は遠いと分かったのですが、ラジオで聞くと、小笠原、M8.5! 耳を疑う数値を伝えていました。宮城沖地震の30倍の規模、津波は? と警戒してしまいますが、震源深さが590kmと非常に深く、津波の発生はなかったようです。これが仮に、地表数十キロの所で発生したとすると、大きな津波被害が出た可能性があるでしょうからぞっとします。
地震大国の日本、こんな大きな規模な地震が5年も間を置かず起こるのですね。